顎はボイストレーニングにおいて重要なチェックポイントの一つです。 「顎の力み」が課題の方も、多くいらっしゃると思います。 ここでは顎の使い方のヒントを少し取り上げてみようと思います。 あごは1つしかありません。 上顎(うああご)、下顎(したあご)という表現はよくされます。 しかし、顎は一つしかないことを理解することは歌...
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人間の身体がどのような構造になっているかを知ることが、ボイストレーニングの助けになることもあります。 喉頭と食道の位置はその典型的な例です。 これを間違って覚えていると、発声に悪影響が出ることもあります。 首周辺は発声の仕組みに直接関わってくる部分です。 正しい位置を是非覚えておいてください。 喉頭の位置を間違って覚え...
鼻腔の響きを意識して歌ってみる 声帯には異常がないように感じるのに、声が楽に出ないと感じる時があります。 たくさん寝すぎてしまった場合は、声が起きるのに時間がかかってしまうことがあります。 そのときは、ゆっくり喉を起こしてあげましょう。 また前の日の疲れが残っているときも同様です。 丁寧に時間をかけてウォームアップをし...
Hで声帯をリセットしよう。 Hを歌う合間に挟むことは声帯を一旦リセットし、緊張から解き放つ効果があります。 Hを出すときには、声帯を一度開かなければいけないからです。 ただしこれは、「音楽的に繋がらなくなったり」「歌詞を適切に伝えられなくなる」場合もありますので注意が必要です。 例えば あ(A)→は(HA) い(I)→...
声量が出ないときの2つの対処法 声量が出ないときは、何かしら発声のバランスが崩れているときです。 コンディションが悪いときや、声がまだ起きていないときは除きます。 その時は、無理せず喉を休めましょう。 ここでは「声量が普段より出ないときの感覚的な調節の仕方」を二つ紹介します。 感覚的な問題ですので、合う場合も合わない場...
シャワーを浴びることはウォームアップの助けとなります。 歌う前にシャワー(風呂)を浴びると身体が暖まります。 朝起きたばかりのときは、体も固まっています。 シャワーを浴びることで体が浴びる前よりほぐれてくれます。 午前中から歌わなければいけないときなどは、シャワーに入るのもいいかもしれません。 その後、ストレッチなどを...
話し声は歌声に影響を与えます。 完全なプロの歌手以外は、歌う以外の仕事をしているものです。 (音楽教師やボイストレーナーも歌う以外の職業に含む) 歌手としてのテクニックを追求したいのなら、普段の話し声にも注意を払って下さい。 普段の話し声は歌声に影響を与えます。 コンディションだけではなく、テクニックにも影響を与えます...
アルコールは声帯を乾燥させる。 アルコールが喉には良くないことはよく聞くと思います。 ここでは何故アルコールが喉に良くないかを書きたいと思います。 別の回でも書きましたが、歌うためには水分を体内に十分にとりましょう。 喉頭を潤した状態にしておくことが大切です。 喉が乾いた状態になると通常より摩擦が激しくなります。 声帯...
エッジボイスはリラックスが必須。 エッジボイス(ボーカルフライ)は「ウォーミングアップとして声帯をリラックスするため」に使われます。 リラックスすることが目的ですので短時間で十分です。 どのような音色かわからない場合は、ネットの動画にも多く紹介されています。 探せばすぐに見つかるでしょう。 文字に表すと 「あ゛あ゛あ゛...