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スピーカーで音楽を楽しむのと同様に、ヘッドホンは音楽鑑賞には欠かせないものです。
特に都会にいると、屋外屋内関係なしにヘッドホンを使用する環境が増えてきます。
ラジオなどを聴くなら安いイヤホンでも問題ないかもしれませんが、音楽を安いイヤホンと「高音質のヘッドホン」で聴くとでは世界が変わります。
ヘッドホンは屋外ですることも多いですので、音質だけではなく「装着感」「重さ」「密閉度」なども考慮して購入を検討したいところです。
もちろん屋内専用の場合は音質が大部分を占めると思います。
ここでは、FOSTEXのT50RP mk3nの基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非ヘッドホン選びの参考にしてください。
FOSTEXのT50RP mk3nの基本情報
2015年9月発売
装着方式:オーバーヘッド
駆動方式:ダイナミック型
構造:セミオープン
プラグ形状:標準プラグ/ミニプラグ
再生周波数帯域:15Hz~35kHz
インピーダンス:50Ω
音圧感度:92db
コード種類:片出し(着脱式)
リケーブル:○
コード長:1.2m
重量:315g
FOSTEXのT50RP mk3nへの良い感想
・偏りのないフラットな音質で音楽を楽しめる。
・音に優しさだけでなく、ノリも感じられる。
・明るめの音色を聴かせてくれる。
・低音はしっかり出ているが他の音域を邪魔していない。
・イヤーパッドが心地よく長時間でも着けられる。
FOSTEXのT50RP mk3nへの悪い感想
・音の広がりはそれなりである。
・使い始めは高音の音色が少しきつく感じることもある。
・イヤーパッドのサイズが若干窮屈なので、好みがわかれる。
・外見は価格より少し安っぽくみえる。
「モニターにもリスニングにも使える」優秀なヘッドホン
T50RP mk3nは好き嫌いのわかれにくいヘッドホンだと思います。
音色に余計な味付けがなく、比較的オールジャンルに対応できるのも強みです。
モニターヘッドホンとして音楽を細かく聴くことができるのはもちろんですが、音に柔らかさがありますので音楽鑑賞としても楽しめます。
「癖のない音を聴きたい」けど「音楽も楽しみたい」と言う二つの希望を叶えてくれるヘッドホンの一つだと言えるのではないでしょうか。
低音も充実しておりキレも良いので、バンドサウンドでは心地よいリズムが感じられます。
キレは良いですが、音色が柔らかいので嫌な印象も受けないと思います。
用途が決まっている場合は別として、初めてヘッドホンを買う場合は「モニター用」「音楽鑑賞用」のどちらの音作りが好みかは意外とわかりません。
長時間使用して初めて自分の好みがわかったりします。
そうい意味では初心者の方にとっては、はずれの少ないヘッドホンと言えるかもしれません。
音の広がりがないわけではありませんが、特別広いわけではありません。
そのため大編成のオーケストラなどでは、満足できない方もいると思います。
総合的にみてコストパフォーマンスの高いヘッドホンだと思いますので、同価格帯でヘッドホンをお探しの場合は比較対象に入れてみてはいかがでしょうか。
特別悪い点は見当たりませんので、音作りが好みに合うかがどうかが1番のポイントになると思います。
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