スピーカーで音楽を楽しむのと同様に、ヘッドホン・イヤホンは音楽鑑賞には欠かせないものです。
特に都会にいると、屋外屋内関係なしにヘッドホン・イヤホンを使用する環境が増えてきます。
ラジオなどを聴くなら安いイヤホンでも問題ないかもしれませんが、音楽を安いイヤホンと「高音質のイヤホン」で聴くとでは世界が変わります。
イヤホンは屋外での使用が目的だと思いますので、音質だけではなく「装着感」「重さ」「遮断性」なども考慮して購入を検討したいところです。
屋内をメインに考えている場合は、イヤホンよりヘッドホンの方がいいかもしれません。
ここでは、AKGのY23の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非イヤホン選びの参考にしてください。
AKGのY23の基本情報
2015年2月発売
装着方式:カナル型
駆動方式:ダイナミック型
構造:密閉型
プラグ形状:ミニプラグ
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
インピーダンス:16Ω
ドライバ口径:5.8mm
コード種類:ストレート
コード長:1m
重量:1g
AKGのY23への良い感想
・伸びのある中音域・高音域が聴ける。
・低音が他の音域を邪魔しない程度に出ている。
・音量が小さくてもクリアに聴こえる。
AKGのY23の気になるポイント
・音漏れが少し気になる。
・イヤホンをつけても、外の音はそれなりに聞こえる。
・タッチノイズが気になる。
・コードが太くて扱いづらい。
「聴き疲れしにくい」1gのイヤホン
AKGのY23の特徴は何といっても、「重さ1g」のイヤホンだということです。
安価ですが、音質に手抜きをしているような印象は受けません。
エントリーモデルですが、AKGのサウンドは感じられます。
携帯性と予算を重視している方は、選択肢の一つに入ると思います。
低予算で買えますが、安いイヤホン独特の薄っぺらさやこもった感じは余り感じられません。
デザインはイヤホンの重さがたった1gですので、とてもシンプルです。
音のバランスは悪くありませんが、低音好きの方は物足りなく感じるかもしれません。
音作りとしては、癖が少ないように感じます。
過剰な味付けがありませんので、「スーッと」音楽が耳に入ってくるような印象です。
ですので、「元気の良い音楽をガンガン聞きたい」方には向いていないかもしれません。
国産の味付けの濃いイヤホンに聴きなれている場合は、少し薄っぺらく感じるでしょう。
ただ、肩ひじ張らずに音楽を聴くにはちょうど良い音色だと思います。
疲れにくい音色で、重さも1gと軽いため、Y23は聴いていて疲れにくいイヤホンです。
大音量でなければ、電車など長距離移動のお供としてはぴったりではないでしょうか。
電車での使用もできるとは思いますが、音漏れが少しあります。
満員電車では周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。
また同様に大音量でのリスニングも、電車内では難しいでしょう。
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