Contents
スピーカーで音楽を楽しむのと同様に、ヘッドホンは音楽鑑賞には欠かせないものです。
特に都会にいると、屋外屋内関係なしにヘッドホンを使用する環境が増えてきます。
ラジオなどを聴くなら安いイヤホンでも問題ないかもしれませんが、音楽を安いイヤホンと「高音質のヘッドホン」で聴くとでは世界が変わります。
ヘッドホンは屋外ですることも多いですので、音質だけではなく「装着感」「重さ」「密閉度」なども考慮して購入を検討したいところです。
もちろん屋内専用の場合は音質が大部分を占めると思います。
ここでは、ゼンハイザーのHD598の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非ヘッドホン選びの参考にしてください。
ゼンハイザーのHD598の基本情報
2010年発売
装着方式:オーバーヘッド
駆動方式:ダイナミック型
構造:オープンエア
プラグ形状:標準プラグ/ミニプラグ
再生周波数帯域:12Hz~38.5kHz
インピーダンス:50Ω
音圧感度:112db
リケーブル:○
コード長:3m
重量:246g
ゼンハイザーのHD598への良い感想
・柔らかで優しい高音が鳴る。
・低音に広がりがある。
・音はある程度分離して聴こえる。
・全体的に聴きやすい音色である。
・長時間装着しても耳が痛くなりにくい。
ゼンハイザーのHD598への悪い感想
・高音のキレは控えめである。
・音の伸びにこだわりが強い場合は、納得できない可能性もある。
・ドンシャリ系が好みの場合は、選択外かもしれない。
・当然だが外音遮断性もないし、音漏れもする。
・低音重視のヘッドホンではない。
「聴き疲れしない」装着感抜群のヘッドホン
HD598は「バランスの良い音楽を比較的長時間聴きたい」という要望を満たしてくれるヘッドホンだと思います。
繊細な表現やわずかな音の変化を感じれるタイプではありませんが、広がりのある豊かな音色をフラットに聴かせてくれます。
高音が耳に刺さることもないので、それも聴きやすさの一因に加わっていると思います。
またこの価格帯で比較するとバランスの良いだけでなく、ちゃんと高音質でも奏でてくれています。
「バランスがとれていながら、ボーカルもしっかりと聴ける」のも嬉しいポイントです。
装着感を見てみても、長時間疲れにくいのでヘッドホンを使うことが億劫になりにくいでしょう。
フィット感は購入するときは後回しになりがちですが、大きなポイントの一つでもあります。
派手さはありませんので、「ノリノリのロックサウンド」や「ライブ会場にいるような臨場感」を味わいたい場合は、別のヘッドホンを試してみたほうが良さそうです。
ビート感の強い切れの良いサウンドも同様に、得意分野とは言えないと思います。
低音も出てはいますが、押し迫ってくるような低音は望みにくいでしょう。
HD598は好みさえ合えば、コストパフォーマンスの高いヘッドホンだと言えます。
もしHD598よりさらに高音質を求める場合は、もうワンランク上の価格のヘッドホンから候補を探した方が良いかもしれません。
その他のイヤホン・ヘッドホン(目次)
その他のイヤホン・ヘッドホンをご覧の方は目次が便利です。
カテゴリー毎にまとめてあります。