オーディオテクニカのATH-MSR7の「感想」レビュー

スピーカーで音楽を楽しむのと同様に、ヘッドホンは音楽鑑賞には欠かせないものです。
特に都会にいると、屋外屋内関係なしにヘッドホンを使用する環境が増えてきます。

ラジオなどを聴くなら安いイヤホンでも問題ないかもしれませんが、音楽を安いイヤホンと「高音質のヘッドホン」で聴くとでは世界が変わります。
ヘッドホンは屋外ですることも多いですので、音質だけではなく「装着感」「重さ」「密閉度」なども考慮して購入を検討したいところです。
もちろん屋内専用の場合は音質が大部分を占めると思います。

ここでは、オーディオテクニカのATH-MSR7の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非ヘッドホン選びの参考にしてください。

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ATH-MSR7の基本情報

2014年11月発売

装着方式:オーバーヘッド
駆動方式:ダイナミック型
構造:密閉型
プラグ形状:ミニプラグ

再生周波数帯域:5Hz~40kHz
インピーダンス:35Ω
音圧感度:100db
ドライバ口径:45mm
コード種類:ヘッドホンコード(着脱式/片出し)、スマートフォン用コード(着脱式/片出し)

折りたたみ:○
マイク:○
ハイレゾ:○
リケーブル:○

コード長:1.2m
重量:290g

ATH-MSR7への良い感想

・艶もある抜けの良い高音が聴ける。

・解像度の高い音が聴ける。

・低音にしまりがある。

・全体を通してクリアな音が楽しめる。

ATH-MSR7への悪い感想

・低音の量・圧は控えめである。

・音量を上げると高音が耳に触ることもある。

・側圧が強く装着感はきつめである。

・外音遮断性は優れてはいない。

・音漏れもそれなりにある。

「モニターよりで」艶もあるヘッドホン

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ATH-MSR7は「飾られたも嫌」だけど「モニター系もちょっとな」という方に聴いてみてほしいヘッドホンです。
モニター系の音作りの中に、淡白になりすぎない程度に適度に音に色付けがされている印象を受けます。
反対に言えば、「モニター好きには少し色がつきすぎており」「暖かい色が好みの方には物足りない」ヘッドホンとも言えます。

高解像度の色のある高音が聴けますので、コーラスなども豊かに聞こえてきます。
どちらかというと高音よりのヘッドホンですので、高音の音色の好みがポイントとなるとおもいます。
良く言えばはっきりと音楽が楽しめますが、悪く言うと聴き疲れするように感じる方もいるかもしれません。

低音には物足りなさを感じることもありますが、ドンシャリ系ではないヘッドホンを探している場合はちょうどいいバランスに感じることもあると思います。
低音に曇りが少ないので、心地よく聴けます。
反対にドンシャリ系が好みの場合は、他のヘッドホンの方が合っているかもしれません。

またハイレゾ音源を楽しめるだけの性能を持っていますので、ハイレゾ音源への入門機としても使えると思います。
ジャンルについてはクラシック音楽を聴くには量感が足りないため、あまり向いていないかもしれません。

携帯性は平らにたためるので、悪くはないでしょう。
しかし外音遮断性もそれなりで音漏れもあるため、電車などでの大音量での音楽鑑賞は厳しいと思います。

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