パナソニックのRP-HD10の「感想」レビュー

スピーカーで音楽を楽しむのと同様に、ヘッドホンは音楽鑑賞には欠かせないものです。
特に都会にいると、屋外屋内関係なしにヘッドホンを使用する環境が増えてきます。

ラジオなどを聴くなら安いイヤホンでも問題ないかもしれませんが、音楽を安いイヤホンと「高音質のヘッドホン」で聴くとでは世界が変わります。
ヘッドホンは屋外ですることも多いですので、音質だけではなく「装着感」「重さ」「密閉度」なども考慮して購入を検討したいところです。
もちろん屋内専用の場合は音質が大部分を占めると思います。

ここでは、PanasonicのRP-HD10の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非ヘッドホン選びの参考にしてください。

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RP-HD10の基本情報

2014年10月発売

装着方式:オーバーヘッド
駆動方式:ダイナミック型
構造:密閉型
プラグ形状:標準プラグ/ミニプラグ
再生周波数帯域:4Hz~50kHz
インピーダンス:18 Ω
音圧感度:92 db
ドライバ口径:50 mm
コード種類:1.2m着脱コード、3m着脱コード

折りたたみ:○
ハイレゾ:○
リケーブル:○
コード長:1.2 m

RP-HD10への良い感想

・低音から高音まで解像度の高いサウンドが聴ける。

・主張の激しくない低音が鳴る。

・色付けの少ない音色が楽しめる。

・音の分離がしっかりしている。

・ある程度の外音遮断性はある。

RP-HD10への悪い感想

・高音は多少金属的な音色である。

・重たいので長時間使用は疲れる。

・全体的に高音よりの音作りである。

・ボーカルのサ行に癖を感じる。

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「個々の演奏が楽しめる」高解像度ヘッドホン

RP-HD10はバンドの演奏においても、個々の演奏が楽しめるヘッドホンと言えます。
ギター、ベース、ドラムなどの演奏がしっかりと聴けますので、演奏を細かく楽しみたい人にはおすすめです。
反対に「ノリ」や「一体感」を存分に楽しみたい方の場合は、他の選択肢もあると思います。
ただバンドなどの電子楽器を使った演奏は、他に比べると一体感が弱いと言うだけで十分に楽しめると思います。
クラシックなどの音楽は、聴き方によっては不満が残るかもしれません。
また色付けが少ない分、「ボーカルの暖かみ」などは他のヘッドホンに比べると感じることもあります。

音の分離が優れているということは、演奏が裸になることでもあります。
「あまり良くない演奏の録音」を聴くとボロもその分出ますので、「諸刃の剣」のヘッドホンだとも言えます。
アイドル系の演奏を聴くには不向きかもしれませんね。

高音の解像度は素晴らしいものがありますので、高音を重視いている方で音色がはまれば、ぴったりのヘッドホンになると思います。
反対に低音重視の方は、満足できないかもしれません。

RP-HD10は値段と音質で考えるとコストパフォーマンスの高いヘッドホンだとも言えます。
1万円以内で考えている方も、反対に3万円以内で考えている方も一度RP-HD10を試してみてはいかがでしょうか。

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