フィリップスのSHE9720の「感想」レビュー

スピーカーで音楽を楽しむのと同様に、ヘッドホン・イヤホンは音楽鑑賞には欠かせないものです。
特に都会にいると、屋外屋内関係なしにヘッドホン・イヤホンを使用する環境が増えてきます。

ラジオなどを聴くなら安いイヤホンでも問題ないかもしれませんが、音楽を安いイヤホンと「高音質のイヤホン」で聴くとでは世界が変わります。
イヤホンは屋外での使用が目的だと思いますので、音質だけではなく「装着感」「重さ」「遮断性」なども考慮して購入を検討したいところです。
屋内をメインに考えている場合は、イヤホンよりヘッドホンの方がいいかもしれません。

ここでは、フィリップスのSHE9720の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非イヤホン選びの参考にしてください。

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フィリップスのSHE9720の基本情報

2015年9月発売

装着方式:カナル型
駆動方式:ダイナミック型
構造:密閉型
プラグ形状:ミニプラグ

再生周波数帯域:6Hz~23.5kHz
インピーダンス:16Ω
音圧感度:103db
ドライバ口径:8.6 mm

コード長:1.2m
重量:11g

フィリップスのSHE9720への良い感想

・中音域・高音域が強めの音作りである。

・外観が安っぽい分、音質はそれなりに楽しめる。

・小さい音量でも、聴きやすい。

フィリップスのSHE9720の気になるポイント

・低音は物足りない。

・ドンシャリ系の音である。

・外観が安いっぽい感じを受ける。

「低価格なら定番」のイヤホン

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フィリップスのSHE9720はイヤホンの中でもかなり安価な部類に入りますので、過剰な期待は禁物です。
音にこだわりがなく、ボーカルをメインとした「歌モノ」を中心に聴きたい方にはオススメできるイヤホンだと思います。
JPOPの歌の歌詞などは同価格帯の中では聞き取りやすいように感じます。
中高音よりですので、男性より女性ボーカルの方が綺麗に鳴らしてくれます。
ボーカルは「目の前で」というよりは「少し奥の方で」歌ってくれているような聴こえ方です。

また、この価格帯の中では、中高音を綺麗に鳴らしてくれている印象を受けます。
バランスとしては低音が少し弱めですので、低音好きには合わないかもしれません。
ただ、この価格帯で低音を強調しているイヤホンは、無理に低音を強調しているようなイヤホンも多いような気もします。
低音好きでなければ、これくらいが丁度いいかもしれません。

価格上、少し悪い意味でドンシャリ感があることは否めないと思います。

「付属のイヤホンより高性能なものが欲しい」ぐらいの目的でしたら、満足できるイヤホンではないでしょうか。
前モデルとしてSHE9710がありますが、音作りは基本的にSHE9720も同じだと言えます。

外音遮断性や音漏れについてもそれなりですが、大音量でない限り電車で聴く分にも問題ないと思います。

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