電子ピアノを選ぶ基準は様々なものがあると思います。
例えば、
・生ピアノの代用として
・趣味のピアノの練習として
・ピアノの他にも様々な音色が欲しい
・持ち運べるタイプが欲しい
などです。
ここでは、YAMAHAのP-45Bを取り上げてみようと思います。
YAMAHA P-45Bの基本情報
幅:1326mm
高さ:154mm
奥行き:295mm
重量:11.5kg
ヘッドフォン:有
サステインペダル:有
ペダルユニット:無
MIDI:無
AUX OUT:無
スピーカー:12cm×2
YAMAHA P-45Bの良い感想
・生ピアノの音に近い。
・鍵盤の重さのリアルさは及第点である。
・趣味でピアノを楽しむには十分のクオリティである。
YAMAHA P-45Bの気になるポイント
・生ピアノでの練習も必須である。
・外へ持ち出すにはギリギリの重さである。
・ある程度、鍵盤の打撃音がする。
電子ピアノの入門用としてはGood
YAMAHA P-45Bは機能は必要最小限ですが、ヤマハの電子ピアノの技術がしっかりと搭載されています。
音色はピアノのみ必要で電子ピアノを探している方にとっては、とてもコストパフォーマンスに優れた製品だと言えます。
音色はピアノ2種類、エレピ2種類、オルガン、ストリングスなどの計10種類です。
ヤマハだからできる生っぽいサウンド
まず一番の特徴は「低価格にもかかわらず、音が安っぽくない」ことです。
鍵盤のアタックの音や、音の伸びをしっかりと感じることが出来ます。
生ピアノを作っており生の音色を知り尽くしているヤマハだからこそ、実現できる業だと思います。
鍵盤の重さも合格点
鍵盤の重さも、低い音程は重く・高い音程は軽くなっており、生ピアノの大音量が出せない自宅での練習では十分役に立ってくれると思います。
低価格ですが、タッチの強さの選択もできます。
ただ生ピアノの鍵盤独特の粘りのようなものの再現は難しく、本物のようにはいかないようです。
ペダルの音色が悪い意味でも美しい
YAMAHA P-45Bでピアノを弾くと、ペダルで音を伸ばしても比較的綺麗に音が混じってくれます。
一方生ピアノでは、ペダルを下手に使ってしまうと音色が汚くなってしまいます。
そういう意味では、P-45Bのペダルの使い方には慣れない方がいいかもしれません。
定期的に生ピアノに触れて、生ピアノの感覚は忘れないようにしたいところです。
持ち運びは「ギリギリ可能」
持ち運び可能とのことですが、正直持ち運ぶのはギリギリの重さです。
外で演奏するときには、現場に代用できるものがある場合は現場のものを使うことを体力的にはオススメします。
車での移動でしたら問題ないかもしれませんが、都心などでの電車移動は体力を使うと思います。
部屋の中での移動でしたら、重たくはありますがスムーズに移動できる重さだと思います。
デメリットを挙げるとしたら、鍵盤の打撃音が気になることでしょうか。
ピアノを叩くたびにドンドンと音がしますので、神経質な方は気になるかもしれません。
このドンドンが、ヘッドホンを付けたとしても夜中での演奏には向かないかもしれませんね。
YAMAHA P-45Bは「ピアノを趣味で楽しみたい」方でしたら、十分検討の価値のある電子ピアノだと思います。
マンションなどで大音量を出せない人は、是非候補にいれてみてはいかがでしょうか。
上の値段を見ると良いものはたくさんありますが、この価格帯では優れた電子ピアノに間違いないと思います。
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