ライブでもレコーディングでも、欠かせないものがマイクです。
ボーカル用やレコーディング用のマイクだけでなく、近頃ではカラオケ用のマイクも人気のようです。
マイクの特徴一つで音色まで変わってしまいますので、音にこだわりたい場合はマイクにもこだわりたいところです。
反対にある程度音に寛容であれば、コスパを重視してマイクを選びたいところですね。
ここではSHURE SM57を取り上げてみたいと思います。
SHURE SM57の基本情報
・ダイナミックマイク
・単一指向性
・周波数特性:40Hz-15kHz
・感度:-56.0 dBV/Pa(1.6 mV)
・出力インピーダンス:150Ω
・サイズ:径32mm、157mm
・重量:284g
SHURE SM57の良い感想
・分離良く音が拾える。
・クッキリとした音が拾える。
・定番として安心のブランド・製品である。
・頑丈な為、神経質に扱わなくて良い。
SHURE SM57の気になるポイント
・マイクとの距離感など扱い方が易しくはない。
・繊細な音は得意でないかもしれない。
「スタンダードかつ王道」の楽器用マイク
SHURE SM57は楽器用の定番にして王道のマイクです。
アンプやドラムの音から、生楽器まで広範囲に活躍してくれます。
ライブで鳴る「あのスタンダードな音」が欲しければ、こちらを選んでおいて間違いはないでしょう。
SM57は楽器用としてSM58はボーカル用として使われるのが一般的ですね。
他にも優れたマイクは多くありますが、特別なこだわりがなければSM57で十分な働きをしてくれます。
ただ録音の仕方によっては上手く録れないこともありますので、特別扱い易いマイクとは言えません。
しかし上手く使えれば、楽器用だけではなく多用途で使えます。
ボーカル・自然の音などにも重宝できるでしょう。
また頑丈であることが人気の理由の一つでもあります。
ぶつけたりすることは気を使っても起こりえることですので、普段から良く使うのであれば、頑丈であることは重要なポイントです。
スピーチ用としても使える
SM57もボーカル用として使えなくはないですが、SM58よりも感度が高く、出力が高くなります。
そのためカチッとして圧力の感じる音になります。
またSM58は破裂音も抑えて音色もフラットですので、やはりボーカル用でしたらSM58が無難でしょう。
ただそのカチッとして明瞭な音が出る特性から、スピーチ用としては活躍します。
SM57は数多くの重要なシーンでもスピーチ用として使われていますので、安心の製品と言えるでしょう。
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