ライブでもレコーディングでも、欠かせないものがマイクです。
ボーカル用やレコーディング用のマイクだけでなく、近頃ではカラオケ用のマイクも人気のようです。
マイクの特徴一つで音色まで変わってしまいますので、音にこだわりたい場合はマイクにもこだわりたいところです。
反対にある程度音に寛容であれば、コスパを重視してマイクを選びたいところですね。
ここではゼンハイザー e935を取り上げてみたいと思います。
ゼンハイザーはヘッドホンメーカーとしても有名ですので、オーディーファンの方にも馴染みの深いブランドだと思います。
ゼンハイザー e935の基本情報
・ダイナミックマイク
・単一指向性
・周波数特性:40Hz-18kHz
・出力インピーダンス:350Ω
・出力コネクタ:XLR3ピン(オス)
・サイズ:47mm、151mm
・重量:355g
・付属品:マイクポーチ、マイクホルダー（MZQ 800）
ゼンハイザー e935の良い感想
・ダイナミックレンジが広い。
・コーラス用としても重宝する。
・オールラウンドにも活躍できる。
・比較的癖のない自然な音である。
・単音で聴くと、とても聴きとりやすい。
・リバーヴが綺麗にかかりやすい。
ゼンハイザー e935の気になるポイント
・良い意味でも悪い意味でも演奏者の技量が出やすい。
「予算２万円でオススメ」のボーカル用マイク
ゼンハイザー e935は広いダイナミックレンジが特徴的なマイクです。
そのため楽器を弾きながら歌う場合には、重宝するマイクだと言えます。
SM58で「声を全然拾ってくれない」などと感じている場合は、乗り換えを検討する価値はあると思います。
また繊細な表現も割としっかりと拾ってくれますので、演奏スタイルによってはSM58よりこちらを好む方も多いでしょう。
ただ演奏者の技量も出やすいので、多少声（音）をごまかしたい人は悩みどころだと思います。
ゼンハイザーのマイクと言えば、e945の方が有名かもしれませんが、e935はそれより癖が少なく自然な音の印象です。
音抜けはe945と比べると控えめの印象かもしれませんが、それでも十分に抜けてくれます。
個人的にはe935で必要十分ではないかとも感じます。
検討後、さらにクッキリとした主張の強い音が欲しい場合は、e945の方が合っているかもしれません。
コーラス用マイクとしても秀逸
e935はコーラス用マイクとしても活躍します。
少し離れて歌えば主張しすぎない声になりますし、近づくとメインボーカルとしてももちろん使える声が拾えます。
予算２万円で希望の用途とも合っているのであれば、候補に入れたいマイクに間違いないと思います。
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