BEHRINGER XM8500の「感想」レビュー

ライブでもレコーディングでも、欠かせないものがマイクです。
ボーカル用やレコーディング用のマイクだけでなく、近頃ではカラオケ用のマイクも人気のようです。

マイクの特徴一つで音色まで変わってしまいますので、音にこだわりたい場合はマイクにもこだわりたいところです。
反対にある程度音に寛容であれば、コスパを重視してマイクを選びたいところですね。

ここではBEHRINGER XM8500を取り上げてみたいと思います。

BEHRINGER XM8500の基本情報

・ダイナミックマイク
・単一指向性
・周波数特性:50Hz-15kHz
・出力インピーダンス:150Ω
・感度:-70dB
・ショックマウントシステム内蔵
・サイズ:165mm
・重量:290g

BEHRINGER XM8500の良い感想

・ボーカル用マイクのエントリーモデルとして信頼が高い。

・価格と比較すると十分な明瞭さである。

・耐久性もある程度ある。

・値段を考えるとしっかりとした作りである。

BEHRINGER XM8500の気になるポイント

・マイクとの距離のとり方で音の特製が変わってくる。

・少しのノイズはある。

・ON-OFFスイッチがない。

「入門用ボーカル用マイク」としてスタンダードモデル

BEHRINGERのXM8500はボーカル用のエントリーモデルとして高い人気を誇っています。
その実績から低価格でありながら信頼も厚いマイクです。

xm8500

音質は価格上「素晴らしい」とは言えないかもしれませんが、それでも「悪い」と感じることはありません。
マイクと適切な距離をとると声がスッキリ聴こえますので、ストレスも感じにくいと思います。
ただマイクとの距離によって音の聴こえ方が変わってくるので、最適な距離を見つける必要はあります。
近く寄ると低音が少し強調され過ぎる様な印象です。
また元々声がこもりがちな人の場合だと、抜けが悪くこもって拾ってしまう可能性はあると思います。

少しノイズが乗ることがありますが、許容範囲内でしょう。

「趣味程度の用途」なら十分の活躍

仮歌の録音や、ちょっとした演奏であれば不満を感じない活躍をしてくれることだと思います。
リハーサルやカラオケ用としても十分なのではないでしょうか。
価格も安いので「宅録を趣味で楽しむ程度」でしたら試しに買ってみても損はないと思います。

もちろん会議やイベントなどの場面で使える性能は十分にあります。
音に細かくこだわらない場所での使用でしたら、これでも十分かもしれません。

意外と良い音を出してくれるので、さらに本格的に始めたいときにマイクのグレードを上げることを検討してみてはいかがでしょうか。
「SM58っぽいマイクが欲しい」という場合も、XM8500はその傾向に似ていて価格は比べ物にならないほど安いのでオススメですよ。
もちろん音にこだわるのであれば、この価格帯で満足するものを探すことは難しいと思います。

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