ライブでもレコーディングでも、欠かせないものがマイクです。
ボーカル用やレコーディング用のマイクだけでなく、近頃ではカラオケ用のマイクも人気のようです。
マイクの特徴一つで音色まで変わってしまいますので、音にこだわりたい場合はマイクにもこだわりたいところです。
反対にある程度音に寛容であれば、コスパを重視してマイクを選びたいところですね。
ここではAUDIX OM6を取り上げてみたいと思います。
AUDIX OM6の基本情報
・ダイナミックマイク
・超単一指向性
・周波数特性:40Hz-19kHz
・出力インピーダンス:200Ω
・感度:1.5mV/Pa
・最大SPL:144dB
・コネクタ:XLR3ピン(オス)
・サイズ:径53mm(グリップ部径23mm)、長さ176mm
・重量:307g
・付属品:マイクホルダー、ポーチ
AUDIX OM6の良い感想
・キラキラしたボーカルが聴ける。
・リバーブをかけても歌が聴きやすい。
・癖の少ない音色である。
・ハウリングに強い。
・頑丈な作りである。
AUDIX OM6の気になるポイント
・図太いサウンドは得意ではない。
「伸びやかな歌モノにピッタリ」のマイク
AUDIX OM6の特徴は、何といっても細かい表現を伸びやかに拾ってくれることです。
コンデンサマイクには劣りますが、とても明瞭なサウンドが印象的です。
音色としてはOM5のサウンドと似ています。
定番のSM58と比べると、それよりキラキラしたサウンドと言うとわかりやすいでしょうか。
高音も抜けは良いにもかかわらず、キンキンしたうるさい感じがありません。
女性ボーカルに特に人気でありますが、高音域を綺麗に歌い上げる男性ボーカルにもピッタリだと思います。
ボーカルが歌いやすいマイク
音が透明感があり伸びやかですので、歌っている本人も気持ちよく歌えることでしょう。
またリバーブをかけても声が聴きとりにくくなりにくく、歌詞も伝えやすいと思います。
図太いサウンドは不向き
ただ細やかな音色ですので繊細な表現が好みの場合は向いていますが、図太いサウンドが好みの場合は合わない可能性もあります。
そういう意味では、ジャンルや歌い手を選ぶマイクと言えます。
ロック系と言うよりは、歌をたっぷりと聴かせる歌モノに向いているかもしれません。
ハウリングに強くノイズも少ないので、歌を綺麗に歌い上げたいボーカリストは候補に入れたいマイクの一つだと思います。
SM58系のサウンドが好みでない場合は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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