ONKYOのD-112EXTの「感想」レビュー

オーディオを楽しむのに、核となるのがスピーカーです。
アンプやプレーヤーも大切ですが、やはりスピーカーがサウンドを決める常用な要素です。

本格的に音楽を楽しみたい方は、何種類ものスピーカーを聴き比べて好みの音色を見つけたいところです。
家電量販店などでは、「DENON担当の販売員」「ONKYO担当の販売員」などによってオススメするスピーカーはかなり変わってきます。
担当の方によって、オススメするスピーカーの性格も変わってきます。
是非一人のひとに絞らず、何人もの人に相談してみて様々なスピーカーを視聴してみてください。

一般的にスピーカーは、スピーカー単体だけでは音は鳴りません。
アンプやプレーヤーも別途で揃える必要があります。
気軽に楽しみたい方は、当ブログの「Bluetoothスピーカー」「コンポ」のカテゴリから候補を探してみてください。

数あるメーカーの中でも、ONKYOは日本を代表する音響メーカーです。
日本人らしい丁寧な音色を聴かせてくれます。

ここでは、D-112EXTの基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非スピーカー選びの参考にしてください。

D-112EXTの基本情報

タイプ:ステレオ
形状:ブックシェルフ型
販売本数:2台1組
WAY:2

搭載ユニット数:2
出力音圧レベル:84 db
インピーダンス:6 Ω
再生周波数帯域:60Hz~100kHz
ハイレゾ:○

幅x高さx奥行:162x267x271mm
重量:4.8kg

D-112EXTへの良い感想

・切れの良い高音が出る。

・厚みのある中音域が特徴的である。

・価格に対し、高級感を感じる外見である。

・女性ボーカルがクリアに聴こえる。

・ロック、ポップスのバンドサウンドで絞まりの良い音色が聴ける。

・癖のない素直なサウンドである。

D-112EXTへの悪い感想

・硬めの音質に好みがわかれる。

・低音はそれなりに鳴っている。

・音量を上げても音場はあまり広がらない。

・バイオリンなどの弦の音は、ダイレクトに聴こえすぎて暖かみを感じない場合もある。

・大音量だと聴き疲れすることもある。

・良い意味でも悪い意味でも音に色付けが少ない。

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「ダイレクトに音が伝わる」コスパの高いスピーカー

いかがでしたでしょうか。
スピーカーの音色の好みは、十人十色ですので店舗で視聴してみることをオススメします。

ONKYOの音色の特徴をD-112EXTも受け継いでいます。
ONKYOのスピーカーはCDの音を「色づけなくそのまま再生している」印象を受けます。
「癖がないのが癖」だと思います。
良い表現で言うと「正確に」音を再生してくれますが、悪い表現で言うと「遊びのない真面目」な音色です。

D-112EXTは、音色の好みさえ合えば価格以上のクリアの音質を聴かせてくれるスピーカーです。
バンドの演奏力なども楽しみたい人には向いているかもしれません。
特に「少人数でのJAZZ/POPS/ROCK」は、はまる人ははまると思います。

またD-112EXTは、他のスピーカーと比べてみるとコスパの高さを感じる製品です。
「安くて」「スペースをとらない」のに、高音質で聴ける素晴らしいスピーカーのひとつだと思います。
予算1万円で探しているなら、2万円まで上げてD-112EXTを聴くと世界が変わると思います。

低音にもう少し厚みが欲しい場合は、一つグレードアップしたD-212EXと聴き比べしてみるのも良いと思います。

反対に曲の細部にこだわらず、曲全体の雰囲気を楽しみたい場合は、ZENSOR1などのほうが適しているかもしれません。
またD-112EXTは硬い音色なので、大音量で長時間鳴らすとストレスを感じる方もいると思います。

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