ヤマハのA-S301の「感想」レビュー

オーディオの音質を決める中心はスピーカーですが、アンプやプレーヤーの組み合わせによっても音質はもちろん変わります。

アンプは音楽用の「プリメインアンプ」と映像用の「AVアンプ」に大きく分けると分類できます。
プリメインアンプはプリアンプとパワーアンプの両方の機能を持った一体型アンプです。
音質にとことんこだわる方は、プリアンプとパワーアンプを別々にそろえる場合もありますが、値段も高く専門性も必要です。
一般的な音楽観賞用でしたら、プリメインアンプで十分でしょう。

ここでは、プリメインアンプのヤマハのA-S301の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非スピーカー選びの参考にしてください。

ヤマハのA-S301の基本情報

定格出力:60W/8Ω 70W/6Ω

再生周波数帯域:10Hz~100kHz
対応インピーダンス:8Ω/6Ω
消費電力:190W

アナログ入力:5系統
デジタル入力:光デジタル×1/同軸デジタル×1
Phono:○

アナログ出力:2系統
デジタル出力:×
プリアウト:× 
ヘッドホン出力:○

DAC搭載:○
ハイレゾ:○
トーンコントロール:○
バイワイヤリング:○

幅x高さx奥行:435x151x387 mm
重量:9kg

ヤマハのA-S301への良い感想

・素直で聴きやすい音楽が楽しめる。

・全体的に軽やかな音作りである。

・パワーは十分にある。

・リモコン操作が可能で、使い方もシンプルである。

ヤマハのA-S301の気になるポイント

・ヴォリュームの微調整がしにくい。

・音に重みがないと感じることもある。

・サイズが大きい。

・あくまでエントリーモデルである。

「快適でストレスの感じない」入門用プリメインアンプ

入門用にピッタリのプリメインアンプ

ヤマハのA-S301は、価格を抑えた入門用のプリアンプです。
コンポを買うのとあまり変わらない値段でスピーカー・アンプ・プレーヤーと揃えることもできます。
そういう意味では、「コンポを買うか別々にそろえるか迷っている方」は候補に入れておきたい製品です。
「パソコンの音楽を手軽に高音質で楽しみたい」という方にもピッタリではないでしょうか。
パソコンの音源を聴くのであれば、プレーヤーを買う必要もありません。

好き嫌いのわかれない音作り

ヤマハの特徴でもあるのですが、嫌な音作りがありません。
軽やかな音色で、音がこもることもありませんのでストレスも感じにくいと思います。
ですので音作りの方向性に明確のこだわりがないのであれば、選択肢に入れるべき製品です。
ただ軽やかな音は、反対に言うと重みのない音に感じることもあります。

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アンプは下手に個性的な海外メーカーを選んでしまうと、後悔することも考えられます。
まずはスタンダードな音から始めて、自分の好みがハッキリしてから個性的な音作りをはじめるのも手でしょう。

感動はせずとも安定した音を聴かせてくれるのはさすがヤマハです。
今まで音質にこだわっていなかった人であれば、このクラスでも十分な快適な音楽生活が送れると思います。

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