SONYのHT-CT380の「感想」レビュー

音響や映像の技術は近年ますます発展し、昔では考えられないコストで家で本格的に映画を楽しめるようになりました。
音楽を楽しむには2チャンネルで十分ですが、映画を楽しみたいならやはり5.1chなどで揃えたいところですね。

反対に音楽を中心に楽しみたい人は2chの方をオススメします。
同じ値段で揃えるとすれば、当然ですが2chのほうが高音質なためです。

もちろん映画を中心に楽しみ、5.1chならではの臨場感にこだわるのであれば、圧倒的に5.1chがオススメです。
また5.1chまでいかなくとも、2.1chでも変化は感じられると思います。
ここではSONYのHT-CT380の「良い評判」「悪い評判」などを取り上げてみたいと思います。
ホームシアタースピーカー選びの参考にしていただければと思います。

SONYのHT-CT380の基本情報

タイプ:サウンドバー
チャンネル数:2.1ch
サラウンド最大出力:180W
ウーハー最大出力:90W
4K伝送:○
リモコン:○

DolbyDigital:○
DTS:○
Bluetooth:○
NFC:○

HDMI端子:入力端子-3系統/出力端子-1系統(ARC対応)
光デジタル端子:1系統

アンプ
幅x高さx奥行:900x51x117mm
重量:2.4kg
 
ウーハー
幅x高さx奥行:170x342x381 mm
重量:6.6kg

SONYのHT-CT380の良い感想

・迫力ある映画が楽しめる。

・サウンドバーがインテリアとしてマッチしやすい。

・Bluetoothで音楽を聴けるのが意外と便利である。

・価格の割に高級感のある外観である。

・TVやレコーダーとHDMIケーブル1本で接続できる。

・ウーハーがワイヤレスである。

SONYのHT-CT380の気になるポイント

・高音の伸びや厚みには不満を感じることもある。

・本格的に音にこだわるのであれば疑問符が付く。

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「総合力に優れた」入門用ホームシアタースピーカー

SONYのHT-CT380はデザイン・音質・機能・操作性など全体的にバランスの整った入門用のホームシアタースピーカーです。
音響のためのホームシアタースピーカーというよりは、テレビを中心に考えられてバランスよく作られた製品だと思います。

迫力ある映画が楽しめる

ウーハーは決して大げさな鳴りはしませんが、低音を十分に鳴らしてくれます。
テレビのニュースやバラエティではあまり感じられないかもしれませんが、音楽番組や映画ではその迫力を堪能できると思います。

反対に高音はテレビよりは当然良い音ですが、伸びがあまり感じられず厚みもそれほどです。
ただ映画などを鑑賞するときには低音の上に高音が乗りますので、迫力のある音圧は感じられます。
迫力はありますが、長時間聴いていて耳が疲れる様な印象はありませんのでストレスを感じることは少ないでしょう。

デザインと省スペースも魅力的

またサウンドバー型ですので、省スペースで見た目もシンプルに収まるのも嬉しいポイントです。
テレビの周りがゴチャゴチャしたくない人には、サウンドバーがオススメです。
あくまで音質のみにこだわるのであれば、サウンドバーの代わりにスピーカーを両サイドに設置したほうがいい結果が得られることが多いと思います。

またウーハーがワイヤレスなので、設置場所が自由に考えられます。
コードがなくて見栄えが良いのも嬉しいですね。

家電として考えれば優良品

SONYのHT-CT380は音に強いこだわりがなければ、ある程度の人は納得できるホームシアタースピーカーだと思います。
バランスのいい製品ですので、家電の一部として考えて設置するのであれば不満のない製品ではないでしょうか。

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