音響や映像の技術は近年ますます発展し、昔では考えられないコストで家で本格的に映画を楽しめるようになりました。
音楽を楽しむには2チャンネルで十分ですが、映画を楽しみたいならやはり5.1chなどで揃えたいところですね。
反対に音楽を中心に楽しみたい人は2chの方をオススメします。
同じ値段で揃えるとすれば、当然ですが2chのほうが高音質なためです。
もちろん映画を中心に楽しみ、5.1chならではの臨場感にこだわるのであれば、圧倒的に5.1chがオススメです。
また5.1chまでいかなくとも、2.1chでも変化は感じられると思います。
ここではSONYのHT-XT1「良い評判」「悪い評判」などを取り上げてみたいと思います。
ホームシアタースピーカー選びの参考にしていただければと思います。
SONYのHT-XT1の基本情報
タイプ:ボード型
チャンネル数:2.1ch
サラウンド最大出力:70W
ウーハー最大出力:100W
4K伝送:○
リモコン:○
DolbyDigital:○
DTS:○
Bluetooth:○
NFC:○
HDMI端子:入力端子-3系統/出力端子-1系統(ARC対応)
光デジタル端子:1系統
幅x高さx奥行:720x72x310mm
重量:8kg
SONYのHT-XT1の良い感想
・省スペースで置き場に困らない。
・見かけによらず低音の量感がある。
・ナイトモードで小音量でも聴きやすくなる。
・Bluetoothでスマホの音楽が聴ける。
SONYのHT-XT1の気になるポイント
・音の広がりはあまり感じられない。
・ヘッドフォン出力端子がない。
・サイズを優先しているので、ある程度音は犠牲になっている。
・ウーハーが下向きなため共振する。
テレビ用として優れたスピーカー
SONYのHT-XT1はホームシアタースピーカーとして捉えると、不満を感じるかもしれません。
テレビのスピーカーの延長線上として考えるべきでしょう。
そう考えると、優れた製品の一つとして挙げられると思います。
32~40インチのテレビに置くと、見栄えも綺麗かと思います。
また広いリビングよりも6畳以下の狭い部屋の方が、スピーカーを設置した効果を感じやすいかもしれません。
省スペースである
まずボード型で置き場に困らないのが利点です。
ここまでコンパクトに抑えられたことを考えると、音質も納得いくものがあります。
HT-XT1の売りは、この形状でありながらある程度の音質を保っているところにあるかもしれません。
外観を上回る迫力
また外観を上回る迫力があるのも特徴です。
特に低音は量感を十分に感じられます。
映画や音楽では、明らかにテレビのスピーカーとの違いを感じることが出来るでしょう。
テレビのスカスカな音質ではなく厚みも感じられます。
音質を選ぶか・スペースを選ぶか
SONYのHT-XT1を選ぶポイントは「音質を選ぶか・スペースを選ぶか」にあると思います。
音質を優先するのであれば、同じ価格帯でより良い音質のスピーカーを選ぶことは可能です。
ただスピーカー用の置き場は必要になってきます。
一方スペースを重要視するのであれば、SONYのHT-XT1は大きな選択肢の一つになります。
テレビと一体化したかのような省スペースで、音質を挙げられます。
ある程度音質が犠牲になりますが、それは仕方ないとするべきでしょう。
「スペース」「インテリア感」などを重視している方は、是非選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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