オーディオの音質を決める中心はスピーカーですが、アンプやプレーヤーの組み合わせによっても音質はもちろん変わります。
アンプは音楽用の「プリメインアンプ」と映像用の「AVアンプ」に大きく分けると分類できます。
プリメインアンプはプリアンプとパワーアンプの両方の機能を持った一体型アンプです。
音質にとことんこだわる方は、プリアンプとパワーアンプを別々にそろえる場合もありますが、値段も高く専門性も必要です。
一般的な音楽観賞用でしたら、プリメインアンプで十分でしょう。
ここでは、プリメインアンプのヤマハのA-S801の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非スピーカー選びの参考にしてください。
ヤマハのA-S801の基本情報
定格出力:100W/8Ω 120W/6Ω
再生周波数帯域:10Hz~100kHz
対応インピーダンス:8Ω/6Ω
消費電力:270 W
アナログ入力:5系統
デジタル入力:光デジタル×1/同軸デジタル×1/USB Type Bx1
Phono:○
アナログ出力:2系統
ヘッドホン出力:○
DAC搭載:○
ハイレゾ:○
トーンコントロール:○
USB端子:1系統
バイワイヤリング:○
幅x高さx奥行:435x152x387 mm
重量:12.1kg
ヤマハのA-S801への良い感想
・広がりのある音が聴ける。
・癖の少ない自然な音色が楽しめる。
・多くの操作がリモコンでできる。
ヤマハのA-S801の気になるポイント
・サイズが大きい。
「ヤマハの上位機種を受け継いだ」高性能プリメインアンプ
本格的な音楽鑑賞ができる
エントリーモデルのA-S301とは違い、A-S801になると上位機種の性格をしっかりと受け継いでいる印象を受けます。
この価格帯ながらも十分に本格的な音楽鑑賞が可能です。
低音域から高音域まで自然な音色を鳴らしてくれて、音の広がりも感じることが出来ます。
また小さいヴォリュームでも音が潜ることはなく、しっかりとした音を聴かせてくれます。
良い意味で前に出過ぎない音ですので、音楽を聴くときに気を張る必要もありません。
エントリーモデルからの買い替えをしたならば、今まで聴こえなかった音も聴こえるようになるかもしれません。
そうなれば音楽を聴く楽しみが倍増しますね。
オールラウンドに活躍できる
A-S801はUSB DAC機能を搭載しハイレゾ音源を美しく再生してくれるのが特徴ですが、それだけでなく古い音源でも細かく表現してくれます。
「ハイレゾ音源を楽しみたい」「昔の名演・名盤を良い音で聴きたい」という二つの願いを満たしてくれます。
まさに最先端の技術とヤマハの伝統を組み合わせたアンプと言えます。
パワーもしっかりとありますので、どのスピーカーでも比較的良く鳴らしてくれるでしょう。
癖が少ないのもスピーカーと合わせるには嬉しいポイントです。
ヤマハの技術が詰まっている
コスト削減のために作りをけちった様子も見当たらず、コストパフォーマンスにも優れた製品だと言えます。
メーカーによっては、この価格帯ではある程度の手抜きは見られます。
ヤマハの妥協のないこだわりを感じさせてくれます。
特別悪いところは見当たりませんので、決め手は予算と他のアンプとの好み次第の気がします。
A-S801は人を選ばないスタンダードなアンプと言えるかもしれません。
音の系統はヤマハそのものですので、ヤマハの音が好きな方はランクアップとしてこの製品を選ぶのもいいですね。
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