オーディオの音質を決める中心はスピーカーですが、アンプやプレーヤーの組み合わせによっても音質はもちろん変わります。
アンプは音楽用の「プリメインアンプ」と映像用の「AVアンプ」に大きく分けると分類できます。
AVアンプはプリメインアンプにヴィジュアル機能も備えたアンプで、5.1チャンネルサラウンドシステムに対応したAVアンプでは、5チャンネル分のスピーカーに対応するアンプが搭載されています。
AVアンプは多くの要素を一つに盛り込んでいます。
そのため音質面だけを考えると、同じ値段のアンプでは基本的にはプリメインアンプの方が音質は良いと考えて間違いないでしょう。
あくまで映画などを楽しむのが「AVアンプ」です。
音楽を楽しみたい方は「プリメインアンプ」を選んだ方がいいと思います。
ここでは、AVアンプのDENONのAVR-X1200Wの基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非スピーカー選びの参考にしてください。
DENONのAVR-X1200Wの基本情報
DTS:DTS:X/DTS-HD Master Audio/DTS Neural:X/DOLBY DIGITAL/Dolby Atmos/DOLBY TrueHD
AAC:○
HDMI端子入力:6系統
オーディオ入力:2系統
光デジタル入力:2系統
映像コンポジット入力:2系統
HDMI端子出力:1系統
周波数帯域:10Hz~100kHz
チューナー:FM/AM
Bluetooth:バージョン 2.1 + EDR
Wi-Fi:○
DLNA:○
AirPlay:○
4K伝送:○
ARC対応:○
USB:USB端子×1
DSD:○
ハイレゾ:○
幅x高さx奥行き:434x151x339mm
重量:8.5kg
DENONのAVR-X1200Wへの良い感想
・臨場感がある映画サウンドが楽しめる。
・テレビにHDMI接続することで、簡単に設定ができる。
・低価格ながらDolby AtmosやDTS:Xなどにも対応している。
・AirPlayやBluetoothが便利である。
DENONのAVR-X1200Wの気になるポイント
・あくまで入門用のAVアンプである。
・どちらかと言うと音質より機能面が優れている。
「初めてのAVアンプ」としてオススメ
入門者に優しいアンプ
DENONのAVR-X1200Wは気軽に臨場感のあるサウンドが楽しめるAVアンプです。
低価格で5.1chならではの迫力が楽しめますので、入門用としては筆頭のAVアンプだと思います。
それぞれのスピーカーの音量などの設定なども、指示通りの設定にすればある程度バランスの良い音作りが出来ます。
そういう意味でも初心者に優しいアンプだと思います。
あくまで入門用のAVアンプですので、それぞれのスピーカーに音質やパワーを求めることはできません。
音質にこだわりたい人は、料金設定を変える必要があります。
映画ではなく音楽を中心に聴くと、少しスカスカして聴こえることは否めません。
ただライブ映像の迫力を楽しむのには向いていると思います。
機能に優れ、コスパが高い
値段を考慮すると、機能が豊富で利便性も高くバランスのとれた製品に間違いはありません。
最近のブルーレイはDolby Atmos対応のものが多くなっています。
AVR-X1200WはDolby AtmosやDTS:Xに対応しているのも魅力の一つです。
そして深夜の視聴などの音量を上げて聴けないときにも、小さい音の再生に適した機能も備えています。
またAirPlayやBluetoothにも対応していますので、気軽に音楽が楽しめるのも特徴です。
これと言った素晴らしい部分はなくとも、値段に対して不満な部分も特別見当たりません。
TVや映画を一般的に楽しむのは十分の迫力とクリアさで、音質にこだわりのある耳の肥えた人以外は満足できるレベルにはあると思います。
初めてのAVアンプとして是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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