音響や映像の技術は近年ますます発展し、昔では考えられないコストで家で本格的に映画を楽しめるようになりました。
音楽を楽しむには2チャンネルで十分ですが、映画を楽しみたいならやはり5.1chなどで揃えたいところですね。
反対に音楽を中心に楽しみたい人は2chの方をオススメします。
同じ値段で揃えるとすれば、当然ですが2chのほうが高音質なためです。
もちろん映画を中心に楽しみ、5.1chならではの臨場感にこだわるのであれば、圧倒的に5.1chがオススメです。
また5.1chまでいかなくとも、2.1chでも変化は感じられると思います。
ここではSONYのHT-RT5の「良い評判」「悪い評判」などを取り上げてみたいと思います。
ホームシアタースピーカー選びの参考にしていただければと思います。
SONYのHT-RT5の基本情報
チャンネル数:5.1ch
サラウンド最大出力:310W
ウーハー最大出力:140W
4K伝送:○
リモコン:○
DolbyDigital:○
DTS:○
Bluetooth:○
NFC:○
Wi-Fi:○
LAN:○
USB:○
自動音場補正:○
HDMI端子:入力端子-3系統/出力端子-1系統(ARC対応)
光デジタル端子:1系統
アンプ
幅x高さx奥行:1080x56x128mm
重量:3.8kg
リア
幅x高さx奥行:97x252x97mm
重量:1.5kg
ウーハー
幅x高さx奥行:191x383x386mm
重量:8.5kg
SONYのHT-RT5の良い感想
・5.1chでサラウンド感がしっかりと楽しめる。
・小音量でも音場が崩れにくい。
・ワイヤレスである。
・Bluetooth接続でスマホの音楽が聴ける。
SONYのHT-RT5の気になるポイント
・音質は悪くはないが、感激するレベルでもない。
・それぞれのスピーカーを単体で聴くと、音質はそれなりである。
本格的な5.1chがワイヤレスで楽しめる
SONYのHT-RT5は、5.1chをワイヤレスで接続できるホームシアタースピーカーです。
配線がゴチャゴチャするのは、作業がめんどくさいだけでなく見栄えも悪くなります。
ワイヤレスになることで、部屋が綺麗に整頓できるのは嬉しいポイントです。
またSONYのホームシアタースピーカーシリーズもこの価格帯になってくるとグレードが一つ上がってきます。
本格的に映画を楽しみたい人の場合は、このクラスは少なくとも欲しいところです。
安くないように感じるかもしれませんが、このセットでこの価格は十分お得な値段設定ではないかと思います。
音量に左右されにくいサラウンド感
SONYのHT-RT5は、小音量でも大音量でも対応してくれます。
大音量では、もちろん大迫力で鳴らしてくれます。
小音量では、5.1chの音場を崩すことなく比較的良いバランスで鳴らしてくれます。
この製品の特長は、広がりのあるサラウンド感を5.1chでしっかりと楽しめることにあると思います。
音質は特別秀でてはいないかもしれませんが、ホームシアタースピーカーの役割を十分に果たしてくれています。
しっかりと5.1chの音響効果を得られることは大きなプラスポイントです。
擬似5.1chからの買い替えの場合は、本物の5.1chを聴いて違いを味わえるはずです。
また擬似5.1chでは、ある程度音量を上げないと体感できない傾向があります。
HT-RT5は、もちろん小音量でも5.1chで楽しむことが出来ます。
せっかく3~4万出すならHT-RT5を検討する道もある
予算3~4万でもホームシアタースピーカーはありますが、そこまで出すなら個人的にはもう少し予算を増やしてHT-RT5を候補に入れるのも手だと思います。
音の不満を感じ始めると、さらに良い製品を買いたくなるのが多くの人のパターンです。
家電量販店では試聴できる場所もありますので、価格分の違いを聴きとれるようでしたらあらかじめグレードを上げてみてもいいとは思います。
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