オーディオの音質を決める中心はスピーカーですが、アンプやプレーヤーの組み合わせによっても音質はもちろん変わります。
アンプは音楽用の「プリメインアンプ」と映像用の「AVアンプ」に大きく分けると分類できます。
プリメインアンプはプリアンプとパワーアンプの両方の機能を持った一体型アンプです。
音質にとことんこだわる方は、プリアンプとパワーアンプを別々にそろえる場合もありますが、値段も高く専門性も必要です。
一般的な音楽観賞用でしたら、プリメインアンプで十分でしょう。
ここでは、プリメインアンプのDENONのPMA-50の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非スピーカー選びの参考にしてください。
DENONのPMA-50の基本情報
定格出力:25W/8Ω 50W/4Ω
対応インピーダンス:8Ω/4Ω
消費電力:35W
アナログ入力:1系統
デジタル入力:USB(typeB)入力×1/光デジタル入力×2/同軸デジタル入力×1
ヘッドホン出力:○
DAC搭載:○
Bluetooth:○
ハイレゾ:○
トーンコントロール:○
USB端子:1系統
ジッターフリー:○
幅x高さx奥行:200x86x258mm
重量:2.5kg
DENONのPMA-50への良い感想
・暖かみのある音色で、クリアさも備えている。
・高音から低音までバランスよく再生される。
・コンパクトでスペースをとらない。
・ヘッドフォンでも高音質が楽しめる。
DENONのPMA-50の気になるポイント
・低音が物足りなく感じる場合もある。
・上位機種と比べるとパワー不足である。
「5万円以内では筆頭候補」のプリメインアンプ
省スペースで高音質
PMA-50は省スペースにもかかわらず、良い音質を保たれているのが最大の特徴です。
省スペースですので、作業をしながらパソコンで音楽を鳴らしている方にもオススメできます。
音質はDENON特有の暖かみのあるサウンドを踏襲しながらも、デジタルアンプらしいクリアで細かいサウンドも聴かせてくれます。
「デジタルアンプは音質が硬い」と思いがちですが、良い意味でそうでない柔らかい音が鳴ります。
またアナログ入力でもいい音が鳴りますので、スタンダードなアンプとして愛される製品です。
物足りなさもあるが、価格を考えると十分
高音から低音までフラットに再生してくれますが、低音の広がりが今一つだと感じることもあります。
低音にこだわりのある方は、一度お気に入りの音源でチェックしておきたいところです。
パワーも十分ではありますが、やはり上位の機種と比べるとパワー不足は感じるかもしれません。
ただ一般的な部屋でブックシェルフスピーカーを鳴らす分には、不満は感じないと思います。
コスパを追求したプリメインアンプ
総合的に見て、コストパフォーマンスに優れた製品です。
入門用としてもピッタリですので、5万円以内でプリメインアンプを探している方は是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。
音質は落ちますがBlootoothも意外と使えますので、気軽に音楽を楽しめるプリメインアンプだと思います。
またPMA-50はヘッドフォンでの音質もこだわっており、スピーカーのときと同様に高音質の音楽が楽しめます。
周りの環境の都合上ヘッドフォンを使用する方には嬉しいポイントです。
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