パイオニアのX-EM12の「感想」レビュー

昔から手軽に本格的なオーディオを楽しめて人気があるが、コンポです。

スピーカー・アンプ・プレーヤーがセットとなっているので、それぞれの選択に悩まず購入することが出来ます。
「深く拘らずに」メーカー側の選択で「適切なオーディオ」セットが選べるのが、コンポの魅力ですね。
反対にオーディオに強いこだわりがある方は、スピーカー・アンプ・プレーヤーをそれぞれ別々に購入すると思います。

パイオニアはオーディオ部門から撤退するようなので、X-EM12はパイオニアのオーディオ製品としての最終作品になるかもしれません。
人気のある製品を多く出してきただけに、寂しいですね。

ここでは、X-EM12の基本情報や「良い評判」「悪い評判」をまとめてみます。
是非スピーカー選びの参考にしてください。

X-EM12の基本情報

対応メディア:CD/CD-R/RW
チューナー:○
MP3再生:○
USB:○
本体最大出力:30 W
本体幅x高さx奥行き:180x121x247mm
スピーカー型式:1 way
スピーカー幅x高さx奥行き:145x215x180 mm

X-EM12への良い感想

・小さい部屋聴く分には十分の音量は出せる。

・高級感はないがシンプルで部屋になじむデザインである。

・音質にこだわらないのであれば、BGMとして使える。

・CDラジカセよりは高音質で聴かせてくれる。

・FLAT/ROCK/CLASSIC/POP/JAZZなど曲によって音質を変えられる機能がある。

X-EM12への悪い感想

・CDの回転音がうるさいと感じる場合もある。

・CDの品質によっては、音飛びすることもある。

・USBメモリがメーカーによって認識しないことがある。

・入出力はスピーカの他はAudioInの端子が1つのみで、ヘッドフォンの端子はない。

・Bluetooth接続がない。

・リモコンの早送り・巻き戻しボタンの反応が遅い。

・聴き疲れする音質に感じることもある。

・中音域がこもっているように聴こえることがある。

・CDの曲間にわずかだが時間が空くので、トラックをまたいでの連続再生には不向きである。

・USBで再生した時には、曲単位でのリピートが出来ない。

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「低予算でCD/FMが聴ける」コンポ

いかがでしたでしょうか。
スピーカーの音色の好みは、十人十色ですので店舗で視聴してみることをオススメします。

X-EM12の良さは「気軽に音楽が聴ける」ことだと思います。
ここまで安いコンポは他のオーディオメーカーではなかなか見つけることはできません。
かなり安い値段設定ですので、音質を求めるのは酷な気がします。
「音質はそこそこでいいから、ある程度のボリュームで音楽が聴きたい」方は、選択肢の一つに入るのではないでしょうか。

AMラジオは聴けませんが、ワイドFM対応のAMラジオ局の番組は聴くことが出来ます。

残念ながらこの値段ですので、Bluetoothには対応していません。
スマホをつなげたい方は、Audio端子にコードで繋げるしかないですね。

デメリットを多く書いてしまいましたが、この価格ですのである程度は目をつむる必要があるでしょう。

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