DTMなどパソコンで音楽をするにおいて欠かせないものが、スピーカーです。
もちろんオーディオ用のスピーカーでも使えすが、ものによってはスピーカーの個性がもろに出てしまいます。
しっかりと音を把握したいのであればモニタースピーカーをそろえたいところですよね。
ここではベリンガーのMS16を紹介したいと思います。
ベリンガーのMS16の基本情報
・パワードモニタースピーカー
・10cmウーハー×1、3.8cmツイーター×1
・入力:マイク(フォン)、ライン1(ステレオミニ)、ライン2(RCA×2)
・出力:SPEAKER TO LEFT、ヘッドホン(ステレオミニ)
・アンプ出力:8W×2
・周波数特性:80Hz~20kHz
・サイズ:15W×24.1H×14Dcm
・重量:右スピーカー2.1kg、左スピーカー1.4kg
ベリンガーのMS16の良い感想
・値段を考慮すると高音質である。
・デモ音源制作の用途として使える。
・楽器のスピーカー・練習用として使える。
・輪郭のある音が聴ける。
ベリンガーのMS16の気になるポイント
・音数が多い音源だと、それぞれの楽器の音は聴きとりにくい。
・低音が弱く感じることもある。
・丁寧にしっかり作ってあるとは言い難いかもしれない。
・環境によってはノイズがのることもある。
「様々な用途で使える」趣味用スピーカー
ベリンガーのMS16は「PC用のスピーカーを安くで探している」場合は、候補に入れたいスピーカーです。
値段とサイズを考えれば十分のコストパフォーマンスでしょう。
音数が少ない音源を鳴らすと、しっかりとそれぞれの楽器の音を聴き分けることができます。
ただ、分離がしっかりとしていない音源や音数が多いものだと「ゴチャゴチャ」と聴こえてしまい、それぞれの音が聴こえないことは考慮に入れたほうがよさそうです。
ただ家電量販店の同価格帯のスピーカーと比べると、質の高い音を鳴らしてくれると思います。
DTMとしてはデモ用か
モニタースピーカーとして考えている場合は、デモ音源の作成程度でしたら使えるスピーカーでしょう。
ただ低音が少し弱く感じる分、ミックスダウン後に他のスピーカーやヘッドホンなどで聴くと少し印象が異なるかもしれません。
音のバランスを細かく調整することは難しいので、本格的に音楽制作を考えている場合は不満が残ると思います。
楽器の練習用として使える
ベリンガーのMS16は二つの入力端子がありますので、楽器の練習用としても使えます。
一つを音源、もう一つを楽器とつなげれば、音楽を再生しながらの練習が省スペースでおこなえます。
また一つをPCとつなぎ、もう一つをキーボードとつなげることもオススメです。
電磁保護も備わっていますので、PCの側にスピーカーを設置しても比較的干渉せずに鳴ってくれます。
趣味でPCから音楽を再生するなら十分
ベリンガーのMS16は、デモテープ程度の音楽制作でしたら活躍してくれますし、PCから趣味で音楽を聴く程度なら満足できるスピーカーだと思います。
「安いスピーカー」を探している場合は、是非他のスピーカーと聴き比べてみてください。
簡単なDTMから楽器の練習、音楽鑑賞など様々な用途で活躍してくれます。
安いながらこのクオリティを保ってくれているのは、さすがベリンガーと言ったところでしょうか。
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