「Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)」はイタリアを代表するオペラ作曲家であるプッチーニ(Puccini)のオペラ「Tosca(トスカ)」の劇中で歌われます。
主人公のトスカが第2幕で絶望と悲しみの中でこのアリアを熱唱します。
また、数あるソプラノの名アリアの中でも人気の特に高い曲でもあります。

ここでは「Vissi d'arte, vissi d'amore」の対訳や解説を紹介したいと思います。
それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。

専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の名演

ルネ・フレミング(Renée Fleming, 1959年2月14日 - )
アメリカのソプラノ歌手

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の歌詞1

Vissi d'arte, vissi d'amore,
non feci mai male ad anima viva!...
Con man furtiva
quante miserie conobbi, aiutai...

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の対訳1

私は歌に生き、愛に生きてきました
私は生きている命に決して悪いことはしませんでした...
ひそかに手を差しだし
多くの貧しい人々を知り、助けました

単語の意味

vivere/生きる・生活する
arte/芸術
amore/愛
fare/する(英語:do)
mai/1度も~ない・決して~ない・今までに
male/悪・罪悪・過ち・不運・苦しみ
anima/魂・霊魂・心・命
vivo/生きている・活発な
mano/手
furtivo/ひそかな・人目を忍んだ
miseria/極貧・欠乏・惨めさ
conoscere/知っている・見分ける
aiutare/助ける・援助する

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の歌詞2

Sempre con fe' sincera,
la mia preghiera
ai santi tabernacoli salì.
Sempre con fe' sincera
diedi fiori agli altar.

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の対訳2

いつも誠実な信仰心で
私の祈りは
聖者たちのもとへ上りとどけられました
いつも誠実な信仰心で
私は花を祭壇にお供えしました

単語の意味

sempre/いつも・常に
fe'→fede/信用・信仰・忠誠
sincero/率直な・誠実な・正直な
mia/私の
preghiera/祈り・頼み・願い
santo/聖人・聖者
tabernacolo/(聖像を安置するための)壁がん・壁祭壇・聖体を収める櫃(ひつ)
salire/上がる・昇る・乗る
dare/与える・手渡す・任せる
fiore/花
altare/祭壇

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の歌詞3

Nell'ora del dolore
perché, perché Signore,
perché me ne rimuneri così?

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の対訳3

この悲しみのときに
どうして、どうして、神よ
どうしてこのように私に報いるのですか?

単語の意味

ora/時間・今
dolore/苦痛・悲しみ
perché/なぜ・どうして
signore/~さん・紳士・主人・主・神(Signore)
rimunenare/報いる・あがなう
così/このように

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の歌詞4

Diedi gioielli della Madonna al manto,
e diedi il canto agli astri, al ciel,
che ne ridean più belli.

Vissi d'arte, vissi d'amore(歌に生き、愛に生き)の対訳4

私は聖母マリア様のマントに宝石を捧げました
そして、星に、天に歌を捧げました
そうすると、(星や天は)より美しく微笑んでくれました

単語の意味

dare/与える・手渡す・任せる
gioiello/宝石・宝飾品・宝物
madonna/聖母マリア・マドンナ
manto/マント
e/そして
canto/歌
astro/星・天体