Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/tsykpop/tsvocalschool.com/public_html/ongakushi/wp-content/themes/diver/lib/functions/diver_settings.php on line 556

Warning: Attempt to read property "post_excerpt" on null in /home/tsykpop/tsvocalschool.com/public_html/ongakushi/wp-content/themes/diver/lib/functions/diver_settings.php on line 558

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/tsykpop/tsvocalschool.com/public_html/ongakushi/wp-content/themes/diver/lib/functions/diver_settings.php on line 572

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/tsykpop/tsvocalschool.com/public_html/ongakushi/wp-content/themes/diver/lib/functions/diver_settings.php on line 572

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/tsykpop/tsvocalschool.com/public_html/ongakushi/wp-content/themes/diver/lib/functions/diver_settings.php on line 678
3-1.アルス・ノーヴァ(新芸術)の音楽

ルネサンスの音楽の時期

ルネサンスは文芸復興と訳されます。
ギリシャの文化の復興をもとに新しい文化を生み出したのです。
学校の教科書では、羅針盤・印刷・火薬がルネサンスの三大発明として勉強しました。
美術や芸術においては、15世紀のフィレンツェで隆盛をきわめました。

音楽においては、ギリシャなどの古代文化の復興はオペラを除くとあまり見られません。
そのため、ルネサンスの音楽の時期を定めることは難しくなっています。

renaissance

アルス・ノーヴァの音楽

フランスのビトリは14世紀初頭の新しい音楽を「アルス・ノーヴァ」という題でまとめて発表しました。
「ars=芸術」「nova=新しい」という意味で、新芸術と訳されます。
そこから14世紀の音楽をアルス・ノーヴァと呼ぶようになりました。

ノートルダム学派の衰退からアルス・ノーヴァに移るまでは約70年かかっています。
アルス・ノーヴァが出てくるまでの、その間の70年は「アルス・アンティカ(古芸術)」と呼ばれています。
アルス・アンティカは、アルス・ノーヴァの人たちが「自分たちより古い音楽だ」という考えのもと名づけられました。

それまでの世俗音楽は単声的でしたが、アルス・ノーヴァは宗教的な要素で対位法の音楽が発展し、世俗音楽においても新しい要素を取り込みました。
アルス・ノーヴァはノートルダム楽派と比べると以下のように異なっていました。

1.定量記譜法により記譜法が細かくできるようになり、音楽もその分発達した。

2.キリスト教の三位一体からくる三拍子の他に、二拍子が多く用いられるようになった

3.歌詞にラテン語の他に、フランス語やイタリア語も使われるようになった

他にもアルス・ノーヴァの時代になると、歌詞は世俗的なものがますます多くなりました。
また、世俗的な作品においては主体性が次第に上声部に移っていき、下声部は楽器で演奏されるようになりました。
対位法の複雑さから、和声的な響きを重んじた曲に変化したのです。

国別のアルス・ノーヴァ

Guillaume de Machaut

Guillaume de Machaut

この時代のフランスの世俗的な音楽にバラードがあります。
フランスのアルス・ノーヴァの作曲家であるギョーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut, 1300年頃-1377年)が代表的なその人物です。
マショーは聖職者でした。
しかし彼が作曲した作品の多くは典礼のための宗教曲ではなく、宮廷風の愛や世相を歌った世俗的な曲でした。

Francesco Landini

Francesco Landini

イタリアではフィレンツェの教会の盲目のオルガン奏者であるフランチェスコ・ランディーニ(Francesco Landini, 1325年-1397年)がバラータと呼ばれる音楽の作品を多く残しています。
ランディーニは「イタリアのアルス・ノーヴァ」とも呼ばれ、彼もまた世俗音楽を中心に作曲をしました。
彼の場合、現存する宗教音楽は残されていません。

また同じフィレンツェのジョヴァンニ・ダ・カシアはマドリガーレの代表的な作曲家として挙げられます。
マドリガーレは牧歌風であったり恋愛的であったり世俗性の強いもので、自由に創作された旋律を上声部におく2声部の曲でした。
下声部は楽器で演奏されることが多くなりました。

他にもイタリアではカッチャと呼ばれる音楽も生まれました。
カッチャは狩猟を題材にしたイタリア語の歌詞が特徴的です。
カッチャも3声部で作られましたが、下声部は楽器で演奏されました。

音楽は次第に教会から離れて市民階級のもとへ移ってくるのです。