「Giunse alfin il momento」はモーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」の第28曲で、スザンナによって歌われるレチタティーヴォです。

「フィガロの結婚」はモーツァルトを代表する作品で、1786年に作曲されました。
台本はダ・ポンテによって書かれており、この他にもモーツァルトのオペラである「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」もダ・ポンテによって書かれました。
オペラではありますが、幕が開く前の序曲の冒頭部分は誰もが一度は耳にしたことがあると思います。

ここでは「Giunse alfin il momento」の歌詞と対訳を紹介したいと思います。
レチタティーヴォの後に歌われるアリア「Deh vieni non tardar, oh gioia bella」は別ページで紹介します。
それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。

専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。

Giunse alfin il momentoの名演

キャスリーン・バトル(Kathleen Battle, 1948年 - )
アメリカのソプラノ歌手

Giunse alfin il momentoの歌詞1

Giunse alfin il momento
che godrò senz'affanno
in braccio all'idol mio. Timide cure,
uscite dal mio petto,
a turbar non venite il mio diletto!

Giunse alfin il momentoの対訳1

とうとうその瞬間が来た
悩まずに心から喜べる(瞬間が)※momentoにかかる
私の憧れの人の胸の中で。弱気な心よ
私の胸から出ていってください
私の喜びを邪魔しに来ないでください

単語の意味

giungere/着く・達する・~するにいたる
alifine/ついに・とうとう
momento/瞬間・時期・好機
che/関係代名詞
godere/心から喜ぶ・満足する・楽しむ
senza/~なしで
affanno/息切れ・あえぎ・苦悩・不安
braccio/腕・力
idolo/偶像・あこがれの人
mio/私の
timido/引っ込み思案の・気が弱い・内気の・弱気な
cura/世話・心遣い・治療・悩み・関心ごと
uscire/出る・去る・出かける
petto/胸
turbare/妨げる・かき乱す
vinire/来る・着く・起こる
doletto/喜び・楽しみ

Giunse alfin il momentoの歌詞2

Oh, come par che all'amoroso foco
l'amenità del loco, la terra e il ciel risponda,
come la notte i furti miei seconda!

Giunse alfin il momentoの対訳2

ああ 感じる 愛の火に
この場所の快適さと、大地と空が答えているのを
夜が私の秘め事の手助けをしてくれるのを!

単語の意味

parere/~のように見える・~の気がする(英語:seem)
amoroso/愛情の深い・愛の
foco→fuoco/火
amenità/楽しさ・快適さ・喜び・おもしろさ・冗談
loco→luogo/場所
terra/大地
cielo/空・天
rispondere/答える・返事する・返す・反応する
notte/夜
furto/盗み・盗作・暴利
secondare/好意を示す・手助けをする・(欲望を)みたしてやる・(願いを)かなえてやる