項目データ
作曲年1765-1767年
復活初演1962年5月19日 プラハの春音楽祭
演奏時間約25分

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn/1732年-1809年)の『チェロ協奏曲第1番』は、1765-1767年頃に作曲されたと考えられている作品です。

ハイドンの円熟期に書かれた『チェロ協奏曲第2番』とは違った味わいがあり、バロックの響きを残した明るく爽やかな音楽が印象的です。

 ハイドンは生涯にチェロ協奏曲を2曲かいています。

ここではハイドン『チェロ協奏曲第1番』の解説と名盤を紹介したいと思います。

ハイドン『チェロ協奏曲第1番』の演奏

【1985年:テアトロ・レアル】
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Mstislav Rostropovich,1927年-2007年)
アゼルバイジャン(旧ソビエト連邦)出身のチェリスト・指揮者

スペイン放送交響楽団 (Spanish Radio and Television Symphony Orchestra)

1961年まで図書館に眠っていた作品

ハイドンの『チェロ協奏曲第1番』は、長い間図書館に眠っていた作品でした。

作曲されてから200年近く過ぎた1961年、『チェロ協奏曲第1番』はプラハ国立博物館で発見されます。
そしてハイドンの作品目録と照らし合わせ、1765-1767年頃の作品だと推定されました。

復活初演は楽譜の発見されたプラハで演奏されました。

バロック時代の名残を残した作品

一般的に音楽史におけるバロック時代は、劇音楽が誕生した1600年からバッハの亡くなった1750年までの150年間を指します。

『チェロ協奏曲第1番』は、そのバロック時代の終焉から十数年後の作品です。
そのためバロック時代の名残がまだ感じられる作品になっています。

同僚のチェリストのために書かれた?

ハイドンの人生は、ハンガリーの大貴族エステルハージ家なしでは語れません。
ハイドンは1761年から1790年までエステルハージ家の副楽長(1761-)楽長(1766-)として仕えました。

『チェロ協奏曲第1番』は、エステルハージ家に仕えて5年ほどたった頃の作品だと考えられています。
作品は、同じくエステルハージ家に仕えていたチェリスト、ヨーゼフ・ヴァイグル(Joseph Weigl)のために書かれたのではないかと現在の研究では推測されています。

ハイドン『チェロ協奏曲第1番』の名盤

ハイドンは生涯にチェロ協奏曲を2曲作曲したとされています。
このCDにはその2曲が収録されています。
ロストロポーヴィチの弾き振りです。

【収録曲等】
ハイドン:チェロ協奏曲第1番(カデンツァ:ブリテン)
ハイドン:チェロ協奏曲第2番(カデンツァ:ロストロポーヴィチ)

チェロ:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
管弦楽:アカデミー室内管弦楽団
録音時期:1975年(ロンドン:アビー・ロード第1スタジオ)

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