「乙女の祈り(ポーランド語:Modlitwa dziewicy)」は、ポーランドの作曲家テクラ・バダジェフスカ(Tekla Bądarzewska/1834年or1838年-1861年)によって作曲されました。
フランス語のタイトル「La prière d'une vierge」でも親しまれています。

芸術的評価は余り得ていない作品ですが、親しみやすい音楽で様々な国の人々に愛されている作品です。
日本でも人気は高く、ピアノ練習曲として使われるほかにも、様々な駅の電車のホームドアの開閉音でも使われています。

専門教育を受けなかったバダジェフスカ

バダジェフスカは専門的な音楽教育を受けずに、音楽の勉強をしました。
彼女はサロンでピアニストとして演奏しながら、作曲もおこないました。

そんな彼女が20代前後の頃(1856年)に作曲した作品が「乙女の祈り」です。
「乙女の祈り」は地元の雑誌で取り上げられたことで、彼女の認知度は高まります。
しかし病弱な彼女は20代の若さ(1861年)で亡くなってしまいました。

母国ポーランドでの認知度は高くない。

バダジェフスカの資料のほとんどは、残念ながら第2次世界大戦により消失してしまいました。
そのため、彼女の作品の多くは世に出回っていません。

またバダジェフスカ自体も、音楽家としての評価は高くはなかったそうです。
彼女が専門的教育を受けていなかったことが、当時のポーランドでは評価を得られなかった理由の一つに含まれているとも言われています。

日本人の多くが「乙女の祈り」のメロディーを耳にしたことがある一方で、母国ポーランドではバダジェフスカの知名度は高くはないようです。

バダジェフスカ「乙女の祈り」の演奏

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