「Regnava nel silenzio」はイタリアを代表するオペラ作曲家であるドニゼッティのオペラ「Lucia di Lammermoor(ランメルモールのルチア)」の第一幕でルチア(ソプラノ)によって歌われます。
恋人のエドガルドと密会するために、ルチアは侍女アリーサと共に城から現れます。
ルチアは不吉な昔話を歌い、自分もその運命になるのではないかと恐れます。

ここでは「Regnava nel silenzio」の対訳や解説を紹介したいと思います。
それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。

専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。

「Regnava nel silenzio」の歌詞1

Regnava nel silenzio
Alta la notte e bruna ...
Colpià la fonte un pallido
Raggio di tetra luna ...

Quando sommesso gemito
Fra l'aure udir si fè;
Ed ecco su quel margine
L'ombra mostrarsi a mé, ah!

「Regnava nel silenzio」の対訳1

静寂に包まれ
夜は深く、薄暗い...
泉に青白く射していた
陰鬱な月明かりが...

その時 低いうめき声が
そよ風の中に聞こえ
そして それからあの縁の上で
亡霊が私に姿を見せたの、あぁ!

単語の意味

イタリア語 意味
regnare 支配する
silenzio 静寂、沈黙
alto 深い
notte
bruno 薄暗い、陰気な
colpire 当たる、射る
fonte
pallido 青白い、薄暗い、ぼんやりとした
raggio 光線
tetro 薄暗い、陰鬱な
luna
sommesso 低い
gemito うめき、嘆き
aura そよ風
udire 聞く、聞こえる
fare (英:do)
ecco はい、そうそれで
margine 縁、端
ombra 亡霊
mostrarsi 姿を見せる、現れる

「Regnava nel silenzio」の歌詞2

Qual di chi parla, muoversi,
Il labbro suo vedèa,
E con la mano esanime
Chiamarmi a se parèa,

Stette un momento immobile,
Poi rapida sgombrò,
E l'onda pria si limpida,
Di sangue rosseggiò!

「Regnava nel silenzio」の対訳2

誰かに話しかけるように、
彼女の唇が動くのを見たわ
そして 死んだような手で
私を呼んだように見えたわ

一瞬 動かなくなり
そして素早く遠ざかっていったの
その時 以前は澄みきっていた泉が
血で赤くなったの!

単語の意味

イタリア語 意味
parlare 話す
muoversi 身を動かす
labbro
vedere 見る、見える
mano
esanime 生命のない、死んだような
chiamare 呼ぶ
parere ~のように見える
momento 瞬間、一瞬
immobile 不動の、動かない
rapido すばやい
sgombrare 一掃する、遠ざける
onda 波、泉
pria 以前は
limpido 澄みきった
sangue
rosseggiare 赤くなる

「Regnava nel silenzio」の歌詞3

Egli è luce a' giorni miei,
E conforto al mio penar.

Quando, rapito in estasi
Del più cocente ardore,
Col favellar del core
Mi giura eterna fê,

Gli affanni miei dimentico,
Gioja diviene il pianto,
Parmi che a lui d'accanto,
Sì schiuda il ciel per me.

「Regnava nel silenzio」の対訳3

彼は私の人生の光
そして私の苦しみの慰めだわ。

とても激しい熱情の陶酔の中、うっとりとしたわ
心を込めた言葉で
彼が私に永遠の忠実を誓う時、

私は私の苦悩を忘れ、
涙が喜びに変わるのよ
彼がすぐそばにいると
私のために天が開くように思えるわ

単語の意味

イタリア語 意味
luce
giorno 日、生涯
conforto 慰め、心の支え
penare 苦しむ
rapito うっとりした、恍惚とした
estasi 恍惚、陶酔
cocente 焼けつくような、激しい
ardore 熱情
favellare 話す、言う
giurare 誓う
eterno 永遠の
fede 忠実
affanno 苦悩、不安
dimenticare 忘れる
gioia 喜び
divenire 変化する、生じる
pianto
parare ~のように思われる
accanto すぐそばに
schiudersi 開く、現れる
cielo 天、空