ショパンの「ワルツ第7番」(作品64-2)は、ピアノ独奏のためのワルツで、彼の生前に出版された最後の作品の一つです。
ショパンのワルツの中では最も有名な作品のひとつで、ピアノのレッスン曲としても取り上げられます。
ショパンの晩年の作品
作品64には3つのワルツがあり、ショパンが36歳から37歳の頃(1846-47年)に作曲されました。
ショパンが亡くなったのが39歳(1849年)のことですので、ほんのその数年前の作品です。
この時期はショパンが恋人のジョルジュ・サンドと破局を迎えようとしていた頃で、ショパンの健康状態は既に悪化していました。
恋人との関係は冷え切っていた
ショパンとサンドの関係は約10年も続いていましたが、この頃の関係は良好とは言えませんでした。
ショパンの健康状態が悪化するにつれて、サンドはショパンの"恋人"というよりは"看護師"のようになりました。
サンドはショパンを「3番目の子ども」と呼び、その苛立ちは当時の手紙にも残されています。
1847年に彼らの恋人関係は終わりを迎えることになります。
ショパン「ワルツ第7番」の演奏
ヴァレンティーナ・リシッツァ(Valentina Lisitsa、- )
アメリカ在住、ウクライナ生まれのピアニスト
無料楽譜
ショパン「ワルツ第7番」の無料楽譜(IMSLP/外部サイト)
作品64が全てダウンロードされます。その2曲目が「ワルツ第7番」です。
※6ページ目(楽譜表記の35ページ)です。
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