カリンニコフ(カリニコフ)の「悲歌」は、その美しく切ないメロディーからピアノ学習者に愛されている作品です。
カリンニコフは決して有名な作曲家とは言えませんが、ロシア音楽が好きな方なら耳にしたことがあるかもしれません。

「悲歌」の5拍子のシンプルで美しい音楽は、まるでロシアの風景が浮かび出てくるかのようです。

 カリンニコフはアカデミックな教育を十分に受けていないため、その作品が低い評価を受けることもあります。
またその一方で、そのことが彼の音楽の素朴さや、個性、魅力を引き出していると評されることもあります。

不幸の連続だったカリンニコフの生涯

ヴァシリー・カリンニコフ(Vasily Kalinnikov/1866年-1901年)は、ロシアのオリョールで貧しい警察官の家庭に生まれました。
音楽の才能の発揮したカリンニコフですが、青年期に最初の不幸が訪れます。
モスクワ音楽院に入学するも、経済的な理由で数か月で退学しなければならなくなったのです。

就職と同時期に肺結核

しかし才能のあったカリンニコフは、1892年に別の学校(モスクワ・フィルハーモニー協会の音楽学校)を修了後、チャイコフスキーに認められます。
そして1983年にイタリア歌劇場の副指揮者の職を手にします。
ここで二つ目の不幸が訪れます。
肺結核にかかり、仕事を辞めざるをえなくなったのです。
彼は闘病の中、作曲活動も続けます。

カリンニコフは2つの交響曲や管弦楽曲、ピアノ曲を残しましたが、34歳の若さで帰らぬ人となりました。

カリンニコフ「悲歌」の演奏

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