Nella notte d'april(四月の夜に)はフランチェスコ・パオロ・トスティ(Francesco Paolo Tosti, 1846年~1916年)によって作曲されました。
詩はロッコ・E・パッリアーラ(Rocco E. Pagliara, 1855年~1914年)によるものです。
トスティはイタリアの作曲家で、主に歌曲を多く作曲しました。
イタリア語はもちろん、英語、フランス語の詩も取り上げ、歌曲の芸術的評価を高めました。
トスティの歌曲の美しい旋律と繊細な和音はたくさんの人に愛されているのではないでしょうか。
ここでは、トスティ作曲の「Nella notte d'april(四月の夜に)」の対訳や解説を紹介したいと思います。
それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。
専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の歌詞1
Nella notte d'april, vien come un mite
susurro da le siepi rifiorite
la canzone d'amore:
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の対訳1
四月の夜に、このようにやってくる 穏やかな
ざわめきが生垣から再び花が咲く(ように)
愛の歌が(やってくる)
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の歌詞2
Pare un sospiro, un fremito, un desio;
ed or è un lungo bacio,
or un addio che lentamente muore.
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の対訳2
ため息、身震い、願いのように思われる。
時には長い口づけが、
時にはゆっくりと絶える別れが。
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の歌詞3
Dice la luna ai fior: La notte è bella!
Dicon le rose: A le più vaghe anela
Noi formerem corone!
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の対訳3
月は花に言う:夜は美しい!
薔薇たちは言う:1番の恋人を熱望しなさい
私たちが王冠を生み出そう!
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の歌詞4
Sospira il vento: Oh che profumi! e poi,
nella notte d'april, ripete a voi
la tenera canzone.
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の対訳4
風はため息をつく:おぉ 何という香りだ!それから
四月の夜に、あなたに繰り返す
甘い歌を。
「Nella notte d'april(四月の夜に)」の単語の意味
notte/夜
aprile/四月
venire/来る
come/~のように
mite/温和な、穏やかな
susurro/ざわめき、ささやき
siepe/生垣
rifiorire/再び花が咲く、再び現れる
canzone/歌
amore/愛
parere/~のように見える
sospiro/ため息
fremito/身震い
desio/願い
ora...ora.../時には~時には~
lungo/長い
bacio/口づけ
addio/さようなら、別れ
lentamente/ゆっくり
morire/死ぬ、絶える
dire/言う
luna/月
fiore/花
bella/美しい
rosa/薔薇
più/最も、一番
vago/美しさ、恋人
anelare/熱望する
formare/作る、生み出す
corone/王冠
sospirare/ため息をつく
vento/風
profumo/香り
poi/それから
ripetere/繰り返す
tenero/柔らかい、甘い
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