La promessa(約束)はジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini、1792年~1868年)によって作曲されました。
詩はピエトロ・メタスタージオ(Pietro Metastasio、1698年~1782年)によるものです。
La promessa(約束)はSerate musicali(音楽の夜会)という12曲から成る歌曲集の1曲目にあたります。
ロッシーニはSerate musicali(音楽の夜会)を1830~1835年に作曲しました。
ここでは、ロッシーニ作曲の「La promessa(約束)」の対訳や解説を紹介したいと思います。
それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。
専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。
「La promessa(約束)」の名演
ルチアーノ・パヴァロッティ(Luciano Pavarotti、1935年10月12日 - 2007年9月6日)
イタリアのオペラ歌手
「La promessa(約束)」の歌詞1
Ch'io mai vi possa lasciar d'amare,
no, nol credete, pupille care;
nemmen per gioco, v'ingannerò.
「La promessa(約束)」の対訳1
私は決してあなたを愛することをやめたりしない。
いや、それを信じないでおくれ、いとしい最愛の人よ。
たとえ遊びでもあなたを裏切ることはないのだから。
単語の意味
che/~するところの
io/私は
mai/決して~ない
vi/あなたを、あなたに
potere/~できる
lasciare/残す、やめる、放置する
di amare/愛すること、恋すること
no/いいえ
nol/non+lo
credere/信じる
pupilla/瞳、最愛の人
caro/愛する、いとしい
nemmeno/~さえもない、たとえ~でも~ない
per/~で、~によって
gioco/遊び、ゲーム
vi/あなたを、あなたに
ingannare/騙す、欺く、裏切る
「La promessa(約束)」の歌詞2
Voi sole siete le mie faville,
e voi sarete, care pupille,
il mio bel foco sin ch'io vivrò.
「La promessa(約束)」の対訳2
あなただけが私の輝きだ、
そしてあなたは、いとしい最愛の人よ、
私が生きている限り、私の美しい火となるのだから。
単語の意味
voi/あなたは、あなたが
solo/ただ~だけの、唯一の
siete→essere/~である(英:be動詞)
la/定冠詞(英:the)
mio/私の
favilla/きらめき、火花、輝き、星
e/そして
voi/あなたは、あなたが
sarete→essere/~である(英:be動詞)
caro/愛する、いとしい
pupilla/瞳、最愛の人
il/定冠詞(英:the)
mio/私の
bello/美しい、みごとな
foco/火
sino/~まで
che/~するところの
io/私は、私が
vivere/生きる、生きている
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