アルフレード・クラウス(Alfredo Kraus/1927年11月24日-1999年9月10日)
<プロフィール>
レパートリーを絞り年間の舞台数も抑えるなど、自分の声を徹底的に管理し美声を保ったスペインの名テノール歌手。
70歳を超えても輝かしい声を維持し、倒れる直前まで現役の歌手として活躍した。
1927年:カナリア諸島、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアに3人兄弟の末っ子として生まれる
1948年:バルセロナに渡り本格的に声楽を学び始める
1955年:イタリアに移る
1956年:カイロの劇場(エジプト)でヴェルディ『リゴレット』公爵役、プッチーニ『トスカ』カヴァラドッシ役でデビュー、ヴェネツィアとトリノではヴェルディ『椿姫』アルフレード役を歌う
1959年:ロイヤル・オペラ・ハウスにデビュー(ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』エドガルド役)
1960年:ミラノ・スカラ座にデビュー(ベッリーニ『夢遊病の女』エルヴィーノ役)
1965年:マスネ『ウェルテル』のタイトルロールを歌い、その後の重要な持ち役の一つとなる
※その他のテノール歌手も紹介しています。
《世界の名テノール歌手一覧》
アルフレード・クラウス(Alfredo Kraus)の演奏
「Pourquoi me réveiller」
アルフレード・クラウスの当たり役と言われたマスネ『ウェルテル』のタイトルロール
ジュール・マスネ(Jules Massenet/1842年-1912年)作曲
オペラ『ウェルテル(Werther)』より「Pourquoi me réveiller」
※1977年、スペイン・マドリードでの演奏
「La donna è mobile(女心の歌)」
ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi/1813年-1901年)作曲
オペラ『リゴレット(Rigoletto)』より「La donna è mobile(女心の歌)」
※1990年のコンサートでの映像
「Ecco ridente in cielo」
ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini/1792年-1868年)作曲
オペラ『セビリアの理髪師(Il Barbiere di Siviglia)』より「Ecco ridente in cielo」
※1987年の映画
「Ah mes amis!」
ガエターノ・ドニゼッティ(Gaetano Donizetti/1797年-1848年)作曲
オペラ『連隊の娘(La fille du régiment)』より「Ah mes amis!」
その他の曲目一覧(目次)
その他の作品・あらすじ・歌詞対訳などは下記リンクをクリックしてください。