「Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen(復讐の炎は地獄のように我が心に燃え)」はモーツァルト作曲のオペラ「魔笛」の第14曲で夜の女王(ソプラノ)によって歌われるアリアです。

「魔笛」はモーツァルトを代表する作品で、1791年に作曲されました。
台本はエマヌエル・シカネーダーによって書かれました。

娘であるパミーナ(ソプラノ)に宿敵ザラストロを殺すように命じている場面で歌われます。
その音型にはコロラトゥーラ技法が多く取り入れられ、夜の女王の復讐心が強く感じられます。
夜の女王のアリアはこのオペラには2つありますが、こちらの方が一般的によく聴かれているのではないでしょうか。

ここでは「Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen」の歌詞と対訳を紹介したいと思います。
それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。

専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。

Der Hölle Rache kocht in meinem Herzenの名演

ディアナ・ダムラウ(Diana Damrau, 1971年5月31日 - )
ドイツ出身のソプラノ歌手

Der Hölle Rache kocht in meinem Herzenの歌詞1

Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen,
Tod und Verzweiflung flammet um mich her!
Fühlt nicht durch dich Sarastro Todesschmerzen,
So bist du meine Tochter nimmermehr.

Der Hölle Rache kocht in meinem Herzenの対訳1

地獄の復讐心が私の魂に煮えたぎる、
死と絶望が私の周りで燃え上がる!
お前によってザラストロが死の苦しみを感じないなら、(お前がザラストロに死の苦しみを与えないなら)
お前はもはや私の娘ではない。

単語の意味

Hölle/地獄
Rache/復習
kochen/煮る、料理する、沸騰する
Herz/心、魂
Tod/死
Verzweiflung/絶望
herflammen/こちらに炎を上げて燃える
Fühlen/感じる
Todesschmerz/死の痛み、死の苦痛
Tochter/娘
nimmermehr/もはや~ない

Der Hölle Rache kocht in meinem Herzenの歌詞2

Verstossen sei auf ewig,
Verlassen sei auf ewig,
Zertrümmert sei'n auf ewig
Alle Bande der Natur.
Wenn nicht durch dich Sarastro wird erblassen!
Hört, Rachegötter, hört der Mutter Schwur!

Der Hölle Rache kocht in meinem Herzenの対訳2

永遠に勘当し、
永遠に見捨て、
永遠に粉々に打ち砕く
全てのあるべき絆を。
もしお前によってザラストロが青ざめないなら!
聞け、復讐の神よ、母の誓いを聞け!

単語の意味

verstossen/追い出す、勘当する
ewig/永遠の
verlassen/去る、見捨てる
zertrümmern/粉々に打ち砕く
all/全ての
Band/絆
Natur/自然、本質、天然
wenn/もし~なら
erblassen/青ざめる
hören/聞く
Rachegott/復讐の神
Mutter/母
Schwur/誓い