モーツァルトはオペラの分野でもたくさんの傑作を残しています。
代表的なものとしては、「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トゥッテ」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」などが挙げられます。

ここでは「ドン・ジョヴァンニ」の中でオッターヴィオ(テノール)が歌うアリアであるIl mio tesoro intantoを取り上げてみたいと思います。
オッターヴィオはお世辞にも魅力的な人物とは言えませんが、とても美しいアリアが与えられています。

それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。

専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。

Il mio tesoro intantoの名演

ミヒャエル・シャーデ(Michael Schade/1965-)
モーツァルトを得意とするドイツ系カナダ人のテノール歌手

Il mio tesoro intantoの歌詞1

Il mio tesoro intanto
Andate a consolar,
E del bel ciglio il pianto
Cercate di asciugar.

Il mio tesoro intantoの対訳1

私の宝物を その間に
あなたたちで慰めに行ってください
そして美しい眼の涙を
拭こうとしてあげてください

mio/私の
tesoro/宝物
intanto/その間に
andare/行く
consolare/慰める
e/そして
del/di+il
bel=bello/美しい
ciglio/眼・まつ毛・まゆ毛
pianto/涙
cercare di/~しようと努める
asciugare/拭く・乾かす

knight

Il mio tesoro intantoの歌詞2

Ditele che i suoi torti
A vendicar io vado,
Che sol di stragi e morti
Nunzio vogl'io tornar.

Il mio tesoro intantoの対訳2

彼女に言ってください 彼女が受けた過ちの
復讐をしに 私は行きます
ただ破壊と死の
使節として 私は戻ってきたい

dire/言う
suoi/彼女の
torto/過ち・迷惑・失礼
vendicare/復習する
io/私は
vado→andare/行く
solo/ただ~だけ・唯一の・唯一のもの(人)
strage/破壊
morto/死
nunzio/使節・大使・報告
voglio→volere/~したい
tornare/帰る・戻る

Il mio tesoro intanto~ドン・ジョヴァンニ~の名盤

Il mio tesoro intantoの歌詞の内容まで正しく理解するのであれば、オペラ全幕を通して鑑賞したいところです。
またオペラはできることならば映像付きで聴きたいですよね。
こちらは録音年こそ新しくはありませんが、多くのクラシックファンを魅了している「ドン・ジョヴァンニ」の名盤です。
ムーティ指揮で1999年6月にウィーン国立歌劇場で演奏された「ドン・ジョヴァンニ」のライブ映像です。
このアリアとは関係ありませんが、主役のドン・ジョヴァンニ役のカルロス・アルバレスは必見です。

また「ドン・ジョヴァンニ」の初めての1枚としてもオススメです。