「Stizzoso, mio stizzoso」はイタリアの作曲家ペルゴレージのオペラ「奥様女中」でセルピーナ(ソプラノ)によって歌われるアリアです。
女中のセルピーナは主人であるウベルトが外出しようとするのを制止します。
そして怒っているウベルトに対し「怒らないで静かにしていて」と歌います。

ここでは「Stizzoso, mio stizzoso」の対訳や解説を紹介したいと思います。
それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。

専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。

「Stizzoso, mio stizzoso」の歌詞1

Stizzoso, mio stizzoso,
Voi fate il borioso,
Ma nò, ma non vi può giovare;

Bisogna al mio divieto
star cheto, cheto,
E non parlare,

Zitt!… Zitt!…
Serpina vuol così.
Zitt!… Zitt!…
Serpina vuol così.

「Stizzoso, mio stizzoso」の対訳1

怒りんぼさん、私の怒りんぼさん
あなたはうぬぼれた人だわ
でも いいえ、でもあなたにとって役に立たないわ

私の禁止することに従わなければいけません
静かに、静かにしていなさい
そして喋らないで、

シッ!シッ!
セルピーナはこのように望んでいるのよ。
シッ!シッ!
セルピーナはこのように望んでいるのよ。

単語の意味

イタリア語意味
stizzosoおこりっぽい、短気な
mio私の
voiあなたは
fareする、である
boriosoうぬぼれた人
maでも
viあなたに
potere~できる
giovare役に立つ
bisognare必要である、~しなければならない
divieto禁止
stare~のままでいる
cheto静かに
parlare話す
zitt̪シッ(黙っているようにという制止の声)
volere望む
cosìこのように

「Stizzoso, mio stizzoso」の歌詞2

Cred’io che m’intendete, si,
che m’intendete, si,
Dacchè mi conoscete
son molti e molti dì.

「Stizzoso, mio stizzoso」の対訳2

私はあなたが私のことを理解して下さると信じています、えぇ、
あなたが私のことを理解して下さると、そうよ、
あなたが私と知り合ってから
幾日にもなるのですから。

単語の意味

イタリア語意味
credere信じる
che~ということを
intendere理解する
dacchèその時から、以来
conoscere知っている
molto e molto多大の

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