L'invito(誘い)はジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini、1792年~1868年)によって作曲されました。
詩はカルロ・ぺポリ (Carlo Pepoli、1796-1881) によるものです。

L'invito(誘い)はSerate musicali(音楽の夜会)という12曲から成る歌曲集の5曲目にあたります。
ロッシーニはSerate musicali(音楽の夜会)を1830~1835年に作曲しました。

ここでは、ロッシーニ作曲の「L'invito(誘い)」の対訳や解説を紹介したいと思います。
それぞれの単語の意味も掲載していますので参考にしてください。
不自然な場合もありますが、歌詞と日本語訳は可能な範囲で行が対応するように訳しています。

専門家の日本語訳ではありませんので、参考程度にご覧ください。

「L'invito(誘い)」の名演

モンセラート・カバリェ(Montserrat Caballé/1933年-2018年):スペインの歌手

「L'invito(誘い)」の歌詞1

Vieni,o Ruggiero,
la tua Eloisa
da te divisa
non puo restar:
alle mie lacrime
già rispondevi,
vieni,ricevi
il mio pregar.

「L'invito(誘い)」の対訳1

来ておくれ、おぉルッジェーロよ、
あなたのエロイーザのもとへ
あなたから離れることなど
私にはできないわ。
私の涙に
すでにあなたは答えてくれた、
来ておくれ、受け取っておくれ
私の願いを。

単語の意味

イタリア語意味
venire来る
divisa分割
potere~できる
restareとどまる、~のままでいる
lacrima
giàすでに
rispondere答える
ricevere受け取る
pregare~に頼み込む、~に祈る

「L'invito(誘い)」の歌詞2

Vieni,o bell'angelo,
vien,mio diletto,
sovra il mio petto
vieni a posar!
Senti se palpita,
se amor t'invita...
vieni,mia vita,
vieni,fammi spirar...

「L'invito(誘い)」の対訳2

来ておくれ、おぉ美しい天使よ、
来ておくれ、私の喜びよ、
私の胸の上に
眠りに来ておくれ!
その胸の鼓動を感じておくれ、
もし愛があなたを誘うのならば...
来ておくれ、私の生命よ、
来ておくれ、私を死なせておくれ...

単語の意味

イタリア語意味
bello美しい
angelo天使
diletto愛しい人、喜び
sovra~の上に
petto
posare置く、横たわる、眠る
sentire感じる、聞く
palpito心拍、動悸
amore
invitare招待する、誘い込む
vita生命、命
fare~する
spirare息を引き取る、死ぬ

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