「ガヴォット(gavotte)」は、フランスの古典舞曲で、踊りの発祥地ガヴォ(Gavot)に由来します。

「ガヴォット」は多くの作曲家によって書かれましたが、その中でもフランソワ=ジョゼフ・ゴセック(François-Joseph Gossec/1734年-1829年)の「ガヴォット」は特に有名です。
ゴセックの名前は聞いたことがなくても、この作品の冒頭のメロディーは誰もが聞いたことのある音楽です。

元々はヴァイオリンと管弦楽のために演奏される曲でしたが、今日では様々な楽器で演奏されます。
この曲は、ゴセックが作曲したオペラ『ロジーヌ』の一部が元となっています。

ゴセックとは?

「ガボット」は有名ですが、ゴセックの知名度は決して高いとは言えません。

ゴセックはバロック時代の後半に生まれました。
ベルギーで生まれ、フランスで活躍した音楽家です。
そして90歳過ぎまで生きた、とても長生きな人物でもありました。

 バロック時代の代表的な音楽家は、バッハやヘンデルが挙げられます。
そしてゴセックが亡くなったのはベートーヴェンが亡くなった2年後のことでした。
それはシューマンやメンデルスゾーンが20歳前の頃です。

ゴセックは音楽が劇的に発展していく様子を肌で感じることができたのかもしれません。

交響曲を多く作曲した

ゴセックは交響曲を多く作曲し、その数は30を数えます。
彼は40代半ばからは交響曲の作曲活動を抑え、代わりに積極的にオペラを作曲するようになります。
そしてその頃に書かれたのがオペラ『ロジーヌ(Rosine)』(1786年)で、これが「ガヴォット」の元となっています。

その他には、ゴセックは教育者としても優秀で、パリ音楽院創立の際に作曲の教授を務めました。

ゴセック「ガボット」の演奏

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