エッジボイスはリラックスが必須。
エッジボイス(ボーカルフライ)は「ウォーミングアップとして声帯をリラックスするため」に使われます。
リラックスすることが目的ですので短時間で十分です。
どのような音色かわからない場合は、ネットの動画にも多く紹介されています。
探せばすぐに見つかるでしょう。
文字に表すと
「あ゛あ゛あ゛あ゛」
でしょうか。
この音色を真似すると、無理をして発声しているように感じる方もいるかもしれません。
しかし、エッジボイスはリラックスした状態で出しています。
余計な力を入れて出すことは、声帯にかなり悪い影響を与えますので注意してください。
エッジボイスは疲れていると出しにくくなります。
エッジボイス(ボーカルフライ)はリラックスして出す声です。
声帯を酷使し疲労などにより筋肉が固まってしまった場合は、出しにくいかもしれません。
その日に歌いすぎた場合だけでなく、風邪の時・前日の歌の疲労が取れない時も同様に出しにくいと思います。
エッジボイスは喉の健康のバロメーターのような役割も果たしてくれます。
エッジボイスが出しにくいと感じた場合は、無理をせず喉を休めましょう。
ただしエッジボイスが出しにくいと感じているときは、少なからず話し声も健康な時よりは出しにくい状態にあると思います。
「喉が疲れているときに休む」ことは歌手にとっては重要なことです。
稀に炎症を起こしている結果エッジボイスが出しやすいこともありますが、そういう場合は喉が健康でないことは自覚できるはずです。
そういうときも、もちろん練習はせずに喉は休めてください。
エッジボイスはリスクがある
エッジボイスは間違った発声でしてしまうと、かえって喉を傷めてしまうリスクもあります。
一人でボイストレーニングをおこなっている方の場合は、取り入れるには慎重になったほうが良いと思います。
自分一人ではなく、正しいエッジボイスを判断できるボイストレーナーや第3者に見てもらうことをお勧めします。
ちなみに当ボイストレーニングではエッジボイスはあまり取り入れていません。
個人的にはウォームアップとしては、リップロールのほうがおすすめです。
エッジボイスと違ってリップロールは「安全な」練習法です。
もちろん間違った方法で練習してしまう可能性もありますが、一度コツをつかむと比較的簡単に習得できます。
負担なくウォームアップできますので、リップロールを試したことのない方は一度試してみてください。
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