03章 歌唱及びチェストボイス 正しい姿勢で歌うための「2つのチェックポイント」 歌うときに「正しい姿勢をとること」は大切なことです。 姿勢が悪いと、姿勢は声の邪魔をします。 しかし「正しい姿勢」と一言に言っても、そのイメージは人それぞれ異なるでしょう。 正しい姿勢で歌うための大きなチェックポイントは 背骨を長くする 胸を豊かに広げる この2つです。 歌における正しい姿勢とは? まずはまっすぐ立って... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス 「苦手な母音の克服」に必要な知識とは? 歌手は曲全体を美しく歌うために、苦手な母音をなくすべきです。 それぞれの母音の発語は、主に口の奥、舌、唇の形で決まります。 また母音によって、感じる音の方向は異なります。 苦手な母音をなくすために、まずは全ての母音の発語の仕組みを理解しましょう。 苦手な母音がなくなると、発声を気にせずに歌に集中できます。 歌における一... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス 話すように歌っていいのは外国人だけ!? 「話すように歌うこと」はとても大切なことです。 ボイストレーニングの際に「話すように歌って!」や、反対に「歌うように話して!」と指導を受けた方もいるのではないでしょうか。 しかしそれは、「バランスのとれた声で」「力まずに」「自然な状態で」歌いましょうという意味です。 多くの日本人は、話すように歌う方法ではうまくいきませ... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス ハーモニーを聞いて音程をとろう! メロディーはコードの上にあります。 歌うときは、メロディーをただ歌わずに「メロディーをコード(和音)に乗せて歌う」ことが大切です。 同じ曲のメロディーでも、アレンジでコード進行が変われば歌い方も変わります。 同じ音の高さ、例えばソで同じ歌詞、例えば「あ」を出したとしても、曲によって何種類もの違う「あ」が出せるはずです。... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス 日本語のデメリットを解消する秘策は? 「日本語を欧米の言葉のように歌いましょう」と言われたことはありますか? 「日本人の声」と「欧米人の声」の音色は大きく違います。 骨格の問題も大きくありますが、その国の文化的背景も関係しています。 欧米人のように日本語を発語すると、歌いやすくなることもあります。 骨格的問題は解決しようもありません。 しかし言葉の発音の問... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス 好きな歌手の真似はNG?OK? 「理想の歌手」や「大好きな歌手」がいることは、とても良いことです。 その音楽性の好みが、最終的に自分自身の歌声を決める要素でもあります。 大好きな歌手の真似をして、お気に入りの曲を歌う方もいるのではないでしょうか。 好きな歌手の真似をする時は、その本質を真似しましょう。 しかし「理想の歌手の歌声」と「自分の理想の歌声」... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス 「前へ歌う」は正解?間違い? 声が「前へ集まっている」「前にある」ような感覚を持つ歌手は、多くいます。 「声を前に!」と言われた経験がある人も多いでしょう。 しかし、歌手の歌う感覚は人それぞれ異なります。 ただし上手な歌手の多くは、前に響いてるように聞こえます。 結論から言うと 響く声が楽に出る 喉に負担を感じない 様々な筋肉の力みに繋がらない 上... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス 口の開け方は固定?変動? 口の開け方は、母音によって変わります。 「ア・オ・ウ」は口腔内を比較的広く開けます。 それに対し「イ・エ」は口腔内のスペースは狭いです。 「イ・エ」は狭い母音ともよく言われます。 また母音は舌の状態も大きく関係します。 「ア・オ・ウ」のとき、舌根は比較的下の方に位置しています。 それに対し「イ・エ」のときには、舌根は上... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス 歌い出しで「歌手の上手さ」がわかる? リラックスして歌い続けるためには、歌い出しが肝心です。 歌い出しで力まないために 自分の力みやすい箇所を前もって把握しておく 子音と母音を分けて発音する 大きい声量でも歌い出しは丁寧にする 歌い出しの丁寧さは、瞬間的に処理をする 以上の点に気を配ってください。 歌が上手なのに歌い出しが苦手な歌手は、ほとんどいません。 ... TSVocalSchool
03章 歌唱及びチェストボイス あごの下の筋肉が重要って知ってましたか? あごの舌は「ぷにゅぷにゅで柔らかい状態」にしましょう。 独学では気付きにくい場所かもしれませんが、とても重要なポイントです。 これは全ての音域、全ての発声方法において共通しています。 地声や裏声、低音、高音など、全ての声においてあごの下は柔らかくしましょう。 「自分は大丈夫だ!」と思っていても、意外と力みやすいのが「顎... TSVocalSchool