理想の歌手と同じ声にはなれません。
これもボイストレーニングをしているとよくある質問です。
久保田利伸さんの名前は例です。
皆さんも大好きな歌手はいると思います。
結論だけ言うと、
「理想の歌手の声にはなれません。」
しかし、理想の歌手の好きな部分を本質から真似することは価値があると思います。
そしてモノマネは決してしてはいけません。
※遊びや趣味としてはどうぞモノマネをしてください。
※ボーカリストとしてモノマネはいけないということです。
発声的にも不自然で様々な力みが生じます。

憧れの歌手の本質を真似しよう!
特に音楽的な表現が豊かなプロの歌手を、真似してみましょう。
モノマネはNGです。
違いがわかりにくく難しいかもしれませんが、モノマネではなく音楽の本質を真似しましょう。
発声も、うわべのモノマネではなく本質を探してみましょう。
そして、自分自身の理想の声を見つける手段として「大好きな歌手の声」を利用しましょう。
自分自身の自然な発声を身につけて「本質的に音楽を理解」すれば、
「○○の二番煎じ」
「○○のモノマネ」
のような歌い方にはならないはずです。
真似は悪い要素だけではない。
真似をすることはリスクがあります。
モノマネになってしまうことは、どうしても避けなけれはいけません。
しかし、プロの歌手の中にも
「小さい頃○○の真似ばかりしていた。」
と言う方はたくさんいます。
そういうプロの歌手の今の歌い方が「モノマネ」かというと、そうではありません。
皆オリジナルの素晴らしい声を身につけています。
モノマネにならない程度に、理想の歌手を参考にしてください。