歌声は、話し声の延長だと考えましょう。
歌声を改善するシンプルで効果的な方法は「話し声を美しくすること」です。

 裏声や高音は話し声との共通点は多くありません。

様々な歌手の「歌声」と「話し声」を聞き比べてきてください。
彼らの歌声と話し声には似ている部分があるはずです。
多くの歌手は「話し声」の要素を、そのまま「歌声」にも持ち込んでいます。

その点から考えても、話し声に注意を払うことは歌うために重要です。

「話し声」と「歌声」が似ていない人もいますが、それは例外と考えてください。

話し声は美しいにこしたことはありません。

話し声はチェストボイス(地声)です。
話し声も「ボイストレーニングの練習法の一部」だと考えましょう。

自然で美しい響きの話し声


以下のような話し声を普段から意識してください。

  • 豊かな音色
  • 響く声
  • 力みのない自然な声量
  • 無理のない音域

作り声の「イイ声」には決してしないようにしましょう。
作ったイイ声が癖になってしまうと、ボイストレーニングに悪影響を与えてしまいます。
「自然な声」にすることが重要です。

ボイストレーニングでは、「喉頭を動かさないこと」「あごの下、あごなどをリラックスすること」を心がけていると思います。
話し声でもそのポイントをチェックしてください。
もし、喉頭を操作せずにリラックスして自然に話せれば、ボイストレーニングにそのまま役立つはずです。

喉頭が自然の状態で話せていない人も多くいます。

話し声の音程を変えることで自然な話し方に近づけることもあります。
音程を上げたり下げたりしてみて、話しやすい音域を探してください。

自分の理想的な話し声がわからない方は、ボイストレーナーに聞いてもらい判断してください。

多くの歌声には話し声が影響します

例外もありますが、ほとんどの歌手が歌声に「話し声の良い部分も悪い部分も」受け継いでいます。

話し声で良い部分を習慣づけてください。

無意識に声を出さずに、普段から発声に注意を払ってみましょう。
話す時間がボイストレーニングの時間にもなり、効率的に練習できます。

例えば「話し声が常に美しい声」で「話し声の平均ピッチがラ」だとしたら、ラ周辺の出し方はコツがつかみやすいでしょう。